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佐賀のICT教育コンサル製作の「情報モラルかるた」、「消費者教育教材表彰」で優秀賞

「NEL&M(ネル・アンド・エム)」の田中康平社長(左)、田中宣子さん(右)

「NEL&M(ネル・アンド・エム)」の田中康平社長(左)、田中宣子さん(右)

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 教育ICT専門のコンサルティング会社「NEL&M(ネル・アンド・エム)」(佐賀市駅前中央1)が製作した「情報モラルかるた」が6月24日、「消費者教育教材資料表彰2019」で優秀賞を受賞した。主催は公益財団法人「消費者教育支援センター」(東京都渋谷区)。

「情報モラルかるた」のカードの一部

 教育現場で役立つ優秀な教材を表彰することで、学校における消費者教育の充実・発展に寄与することを目的にした表彰で、「内閣府特命担当大臣賞」は埼玉県危機管理防災部危機管理課の「埼玉イツモ防災」、「消費者教育支援センター理事長賞」は新潟県労働金庫の「考えてみようSNSやスマホとの付き合い方」が受賞した。「優秀賞」は「情報モラルかるた」ほか18教材が受賞。佐賀県から唯一の受賞となった。

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 「NEL&M」田中康平社長によると、学校からの依頼で、情報モラル教育授業を行う際、子どもたちのインターネットやメール、スマートフォンの利用経験に差があることや、情報通信に関する法令や倫理、道徳が多岐にわたるため、1時間弱の授業の中で分かりやすく伝えることに課題を感じていたという。他社が製作した同様のカルタを使ったこともあったが、現状に合わせて改良できるよう自社製作に取り組み、試作を経て2018(平成30)年3月に完成させた。

 カルタは「あ」から「ん」まで46種類。情報モラルに関する「読み札」「取り札」を用意し、絵が描かれた「取り札」の裏にはモラルについての解説が書かれている。

 カルタの完成後、各地の教育関連施設でのワークショップなどで認知が広がり、小・中・高校や教育養成系大学、教育センター、社会福祉施設など、現在、45都道府県の施設に販売されているという。

 田中社長は「ICT教育といえば、PCやタブレット端末などITデバイスが必須と思われがちだが、このカルタには電源なしで情報モラルを学ぶことができる。カルタを通じて『大人が子どもに伝えたい』だけでなく『子どもが大人に伝えたい』という場面もあると聞いた。今後も情報モラルを楽しく学ぶ場を作っていきたい」と話す。

 価格は2,400円。「情報モラルかるた」8セットに学習活動案や仕分けシートなどをセットした「Class pack」が1万9200円(価格は全て税別)。同社ホームページやAmazonで購入できる。

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