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佐賀大学芸術地域デザイン学部がアート情報サイト「potari」開設へ

「potari」編集部のメンバー

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 佐賀大学芸術地域デザイン学部が2018年12月、アート情報サイト「potari(ぽたり)」を開設した。

「potari」のリーフレット

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 同学部が展開するアートマネジメント人材育成事業「SMAART(すまーと) 佐賀モバイル・アカデミー・オブ・アート」の一環。佐賀や周辺エリアの文化芸術情報を集約して発信するポータルサイトとして運用する。

 サイト運営とコンテンツ制作は、同学部の杉本達應(たつお)准教授を中心に、社会人9人、学生6人で行う。全員、公募で集めたメンバーという。社会人メンバーの中田さとみさんは「仕事以外で、新しい出会いや刺激を受けられたらいいなと思って参加した。あらためて記事の書き方などを学び直すことができて面白い」と話す。

 「potari」の名称は、情報発信の玄関口としての「ポータルサイト」、佐賀の伝統工芸である陶器を表す英語「pottery(ぽたりー)」、自転車散策を意味する「ポタリング」をかけて名付けた。

 同サイトには、主に山口から九州全域(沖縄は除く)のアートに関わる情報を掲載。展覧会やアートプロジェクトの告知、potari編集部メンバーによるリポートも掲載する。

 杉本准教授は「『SMAART』の目的は、文化芸術に関心がある人をつないでいくこと。例えば展覧会や個展などが開かれた時、横のつながりが薄いと『興味があったけど知らなかった』という人が出てくる。potariの『今どこで何が行われているのかが一目でわかる』という特長を生かして、文化芸術に興味のある人たち同士をつなぐ役割を果たしたい」と話す。

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