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佐賀で「障がい者の表現活動」テーマのイベント CM制作とセミナーの2部構成

(左から)来場を呼び掛ける上田諭さんと大石哲也さん

(左から)来場を呼び掛ける上田諭さんと大石哲也さん

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 障がい者福祉イベント「FUKUSHI×ART×??」が9月16日、佐賀市のメートプラザ佐賀(佐賀市兵庫北3)で開催される。主催は佐賀県芸術活動支援センター「アトリエ・サンク」。

イベント「FUKUSHI×ART×?」の告知チラシ

 2014年から佐賀県と同法人が共同で取り組んできた「障がいのある方の芸術活動を支えるためのスキルアッププログラム」活動の一環。「障がい者の表現活動の方法」をテーマに、参加型展示会やパフォーマンスなどの活動につなげるきっかけにしようと企画した。

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 「アトリエ・サンク」主任の上田諭(さとし)さんは「障がい者が歌やダンス、絵画などの芸術に日常的に触れあうことについて、他県と比べて佐賀はまだ情報が少ないのが現状。活動4年目にしてそのきっかけや機会が少しずつ広がっていく中、これまで芸術に親しんできた人もそうでない人も楽しく活動に参加できるような機会を作りたい」と話す。

 午前と午後の2部構成で展開する。午前の部はドラマディレクターでうれしの特別支援学校指導教諭の小松原修さんを講師に招き、「『第2回スター発掘プロジェクトin佐賀』CMを作ろう!」を開く。「アトリエ・サンク」スタッフの大石哲也さんは「障がいの有無にかかわらず誰でも参加できる」と呼び掛ける。

 午後の部は「『障がいのある方の表現とは?』を考えるセミナー」を開く。NPO「まる」の樋口龍二さんの講演と、小松原さん、医療法人清明会「PICFA(ピクファ)」の原田啓之さん、佐賀大学芸術地域デザイン学部准教授の花田伸一さんによるトークセッションを行う。

 大石さんは「周囲が『障がい』と思っていた行動や特徴も、見方を変えれば『その人だけの表現方法』になり、ひいては芸術に昇華されることもある。これまでと少し違った見方で障がい者や彼らの生み出す芸術について捉え、考え方や心を緩めるいい機会になるのでは」と話す。

 上田さんは「芸術活動についての『視点の変換』だけではなく、障がい者そのものに対しても『視点の変換』が感じられる構成にしている。CM制作やセミナーを通じて、芸術というフィールドで心の壁を取り払って楽しんでほしい。障がい者と関係者だけでなく表現に興味のある人はぜひ足を運んでほしい」と話す。

 開催時間は、午前の部=10時~12時、午後の部=13時~16時。入場無料(要事前申し込み)。問い合わせは佐賀県芸術活動支援センター「アトリエ・サンク」(TEL 080-2794-6195)まで。

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