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佐賀の平尾茂さんが新刊 方言・県民性・グルメなど135の地元雑学紹介

佐賀県庁堀端で自著を手に笑顔を見せる平尾茂さん

佐賀県庁堀端で自著を手に笑顔を見せる平尾茂さん

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 佐賀市在住の平尾茂さんが10月11日、佐賀の雑学本「そいばってん佐賀」を発行した。

平尾さん自身が描いたイラストが表紙を飾る「そいばってん佐賀」

 佐賀市役所で2011年まで企画、観光、文化などに携わり、2016年までは佐賀市社会福祉協議会富士支所長を務めた平尾さん。現役時代から佐賀の酒と温泉をこよなく愛し、温泉地である富士町勤務時代には昼休みにまで温泉に入りに行ったという経験を生かし、これまで温泉、酒をテーマにした4冊を出版。退職後は温泉や酒のほか旅、グルメ、方言や言葉遊びなどをテーマに年間40件ほどの講演や講座に登壇するなど活動を続けている。

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 「かねて地元の文化や習慣、民俗学に興味があり、アンテナを張っていた」という平尾さんが各地で見聞きした佐賀の雑学を題材にした本の構想を練り始めたのは、3年ほど前から。リアルな佐賀県民の空気感を大切にしたいと、実際にその場に行って見たりいろいろな人に詳しく話を聞いたりして取材を重ね、出版にこぎ着けたという。

 同書では、「特徴・県民性」「地名・人物・方言」「名物・グルメ」など9章にわたり135の佐賀雑学を紹介する。「日本で類例のない縄文遺跡」「かっぱのミイラ」などの歴史や伝説から「インスタ映えスポット」「PR動画が面白くてカッコイイ!」など最新ネタまでそろえたほか、「『ちくわてんぷら』vs『てんぷらちくわ』」という、魚の練り物を煮た郷土料理の呼び名が県の東部と西部で分かれているという独自調査レポートも盛り込んだ。雑学は1つあたり1~2ページと短くまとめ、手軽に読んでもらえるようにしたという。「そいばってん」は佐賀言葉で「そうだけれども」の意味。「『佐賀は何もない』と言われるが実は何でもそろっている」という逆転の発想で、佐賀の魅力を見直してほしいという思いを込めたという。

 平尾さんは「300以上あったネタの中から135つを厳選した。掲載できなかった話題を『裏話として聞かせてほしい』と講演依頼もいただいている。私が描いた『ゆるいイラスト』を添え、ユーモアも盛り込んで手軽に読んでもらえる本を目指した。地元の人はもちろん、『佐賀の入門書』として県外から移住した人も手に取り、佐賀に親しんでくれたらうれしい」と話す。

 価格は1,500円(税別)。全国の主要書店、アマゾン、楽天などで販売する。

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