ハンドメード作家3組による「totto(トット)×wanato(ワナト)×CUBIE(キュビィ)合同展」が9月15日から、「白玉饅頭 元祖吉野家」(佐賀市大和町梅野)2階ギャラリーで開催される。
アイシングクッキーやフラワーケーキのブランド「totto」の野田茜さん、青森県の伝統的な刺しゅう方法である津軽こぎん刺しを用いた雑貨を展開するユニット「wanato」の古川明子さんと河原由紀子さん、手作りの帆布バッグのブランド「CUBIE(キュビィ)」のタカオユミコさんが共同で開催する。
タカオさんは「もともとグループの垣根を越えて仲が良かった3組。たまには一緒に展示をしてみるのも面白いのではないかと考えた」と話す。野田さんは「個人の作業もあって忙しい中、3組のタイミングが一致したのが9月の半ばだった。ちょうど秋の行楽シーズンともかぶるので多くの人に作品を見てもらえるのではと思い、日程を決めた」と話す。
「メンバー全員の『いつも通り、でもちょっとだけ特別』な作品が多く並ぶ」(河原さん)という同展では「totto」がアイシングクッキーとフラワーケーキ、「wanato」がこぎん刺しを用いたヘアターバンやブローチなどアクセサリー、「CUBIE」が「ちょっと特別な色合わせ」(タカオさん)の帆布のトートバッグや「wanato」とコラボしたクラッチバッグを展示予定。一部を除いて販売もする。展示と並行して「wanato」がこぎん刺しのワークショップを開催するほか、「CUBIE」ではバッグのセミオーダーも受け付ける。
野田さんは「実は今回の3組が同時に一つの会場で展示をするのは初めて。3組とも作品のジャンルや方向性が違うので、一粒で3度おいしい展示を楽しんでほしい」と話す。河原さんは「実際に現物に触れることで、写真で見る時と違う魅力が見えてくると思う。会場はお座敷になっているので、ゆったりとリラックスして手触りや実際の色合いなども見て楽しんでほしい」と話す。
タカオさんは「秋の行楽シーズンに、毎日がちょっとでも楽しくなるような『日常プラスわくわく』の作品を展示する。ちょっといい気分でお出掛けしたいときのお供になるようなアイテムが並ぶので、ぜひ足を運んでほしい」と呼び掛ける。
開催時間は11時~17時。入場無料。9月17日まで。