佐賀市在住のシンガー・ソングライター吉武愛子さんが7月7日、セカンドミニアルバム「Diary(ダイアリー)」を発売する。
7月7日に発売する吉武愛子さんのセカンドミニアルバム「Diary」
子どもの頃から歌うことが好きで、25歳でバンドやゴスペルクワイア、結婚式場などで歌手活動、27歳で作詞作曲を始めた吉武さん。「感情を言葉にするのが苦手な私でも、メロディーに乗せれば素直に伝えられる。自分の内側にあるものを歌で表現したいと思った」と振り返る。結婚、出産後は「歌う母ちゃん」として、子どもに歯磨きの大切さを伝える楽曲「はみがきかんしゃ」、佐賀名物を盛り込んだ歌に合わせて親子で体操する「さがんストレッチ」の制作、ママゴスペルサークル「mercy voice(マーシーボイス)」の主宰など活動の幅を広げてきた。
吉武さんは2005年に発表したファーストアルバム「aroma(アロマ)」を完売。「またアルバムを出してほしい」という声が多いことからセカンドアルバム発売を決めたという。収録曲は、ファーストアルバムからライブで好評だった5曲、2015年発売のシングル「少しずつ 少しずつ」から2曲、新曲2曲の全9曲。「レコーディングやジャケットワークなど素晴らしいミュージシャンやクリエーターに携わってもらい、皆さんの優しさのおかげで温かい作品に仕上がった」とほほ笑む吉武さん。
7月7日には、古民家カフェ「小城鍋島家 Ten(テン)」(小城市小城町)でアルバム発売記念ライブイベント「七夕Diary vol.1」を開く。14時30分からは入場無料のミニライブ、17時からは生バンドをバックにしたライブ(入場料=1,500円)を行う。
吉武さんは「ようやくアルバムが完成し、発売日にライブイベントを開けることがうれしい。私の曲は『意外としんみりした歌詞が多い』と言われることがあるが、人には光もあれば影もあり、その影の部分である弱さや葛藤、理屈で説明できないリアルな感情を歌い『皆そうだよ』『それでいいんだよ』とそっと背中を押すようなメッセージを伝えていきたい。このアルバムを持って全国各地でライブをし、多くの人の心に癒しが芽生える『音楽の種』をあちこちにまいていけたら」と話す。
アルバム「Diary」の価格は1,500円。「poco a bocco(ポコアボッコ)いいものSHOP(ショップ)」(水ケ江2)、「DINETTE(ディネット)」(日の出1)、「ぶうぶうポルコ」(駅前中央1)で販売する。