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佐賀大学留学生が木曜限定タイ料理店 古民家カフェ間借り「故郷の味広めたい」

ムーヤンとパッタイのランチプレートをPRするカイムック・ピーラパットさん

ムーヤンとパッタイのランチプレートをPRするカイムック・ピーラパットさん

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 佐賀県庁近くの古民家カフェ「楠(くす)の森フィリエ」(佐賀市城内1)に4月19日、タイ人留学生による毎週木曜限定のタイ料理店「Ros Thai(ロット・タイ)」がオープンした。

ムーヤン・パッタイ・タイ風サルササラダのランチ

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 佐賀大学大学院理工学部のカイムック・ピーラパットさんは、友人らに手料理を振る舞い喜ばれた経験から「故郷の味を佐賀で広めるレストランを持ちたい」と開業を決意。相談を受けた佐賀在住タイ人が集まるネットワーク「サワディー佐賀」を通じて「楠の森フィリエ」代表の山下春美さんの好意で、定休日の木曜に店を開いた。

 メニューは、米粉の麺を使ったタイ風焼きそば「パッタイ」、タイ風焼き豚「ムーヤン」、タイ風鶏肉ご飯「カオマンガイ」のうち2種類を選べるワンプレートに、「タイ風サルササラダ」が付く。価格は750円。カオマンガイやムーヤンに添えるソースは「納得できる味になるまで何度も試作した」というピーラパットさんの手作り。いずれもピーラパットさんが幼い頃から慣れ親しんだ「おふくろの味」で、タイ料理にたっぷり入れるニラやニンニクを「臭いを気にする人が多いのでは」と山下さんからアドバイスを受け少なめにするなどアレンジしているという。

 ピーラパットさんは「多くのお客さまに来てもらい、応援の手紙をくれた人もいて感激している。自分の料理でお客さまの笑顔を見ることができるのがうれしい。将来は、子どもから大人までタイ料理に親しんでもらえるレストランを佐賀で開くのが夢」と笑顔を見せる。

 営業時間は11時~13時30分(ラストオーダー)。木曜のみ営業。

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