「佐賀バルーンミュージアム」(佐賀市松原2)で2月25日、熱気球大会「SAGAバルーンチャレンジシリーズ」表彰式が行われた。
毎年11月に開催される熱気球大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」の会場 でもある嘉瀬川河川敷では、10月下旬から翌年2月末と5月下旬から6月中旬の早朝、熱気球の練習フライトが行われる。
大会を主催する「熱気球大会佐賀運営委員会」によると、地元のバルーニストの会員組織「佐賀熱気球パイロット協会」には現在、約270人が登録しており、週末など多い時は25機を越える熱気球チームがフライトを行っているという。毎年多くの来場者がある「バルーンフェスタ」以外の期間にも佐賀の熱気球を見にきてほしいと2003年、複数回のバルーン競技で総合成績を争う「SAGAバルーンチャレンジシリーズ」を企画した。途中、大会名称の変更を経て昨年まで14回開催してきた。
昨年11月から開催された今大会では4戦を行い、地元から22チームが参戦した。雪や雨、強風での中止もあり、順延日も含めた合計6回の大会のうち、今季、実際にバルーン競技が行われたのは2回だった。今季の総合優勝チームは「BTトピア」、2位に「Team(チーム)ブラックモンブラン」、3位に「翔草(とぶくさ)」が輝いた。
表彰式には、大会参加のバルーニストなど約70人が参加。各戦の表彰、総合表彰を行い、入賞チームの栄誉をたたえた。表彰後、各チームによる近況報告会も行われ、今季の大会参加を振り返るチームや新しく誕生したパイロットの紹介や今後の活動への意気込みなどで盛り上がっていた。