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佐賀でバルーントークライブ 気象予報士が「熱気球競技とソラヨミ」語る

内藤邦裕さん

内藤邦裕さん

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 佐賀バルーンミュージアム(佐賀市松原2)で1月21日、「佐賀バルーンフェスタ ファン感謝祭vol.3 『ソラヨミ』で熱気球の奥深さを知るトークライブ」が開催された。

「トークライブ」に集まった参加者

 毎年11月上旬、佐賀市嘉瀬川河川敷で開催される「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」の熱気球競技部門で2012年から気象チーフを務める気象予報士の内藤邦裕さんを迎えた同イベント。企画・運営を担当する佐賀バルーンフェスタ公式ネットチームによると「競技フライトにおいてどのような気象解析が行われているのかを内藤さんに話してもらい、バルーンファンの皆さんに『ソラヨミ』の観点で熱気球競技の奥深い面白さを知ってもらう機会になればと考えた」という。

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 前半は「資料で読み解く気象解析とフライト」をテーマに、2017年の佐賀バルーンフェスタで実際に用いられた気象予想図を見ながらの解説が行われた。内藤さんが「空気の分かれ目はどこか」「風向きの変化はどうか」など解析の際に考えるポイントについて話したほか、学生時代から続けているというハンググライダーとバルーン競技での風の読み方の違いについて経験をもとに語る一幕もあった。

 後半は「フライトで役立つ気象解析の使い方」をテーマに、「風の動きを立体的にイメージする」というポイントについて、等しい気温の部分を線で結んだ等温線の図を用いて解説、佐賀の代表的な風の流れと典型的なフライトパターンについても話した。参加者は、スライドを写真に撮影したりノートに書き写したりするなどしながら熱心に聞き入った。

 内藤さんは「競技に携わっている方だけでなく、一般の方も気象解析に対し関心を持ってくれたのがうれしく、まさに気象チーム冥利(みょうり)に尽きる時間だった。佐賀のバルーンへの熱気を強く感じた」と振り返る。

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