おおぞら高等学院佐賀キャンパス(佐賀市駅南本町)の生徒が企画する「佐賀牛」がテーマのイベント「佐賀がばい肉フェス」が2月17日・18日、佐賀駅南口広場で開催される。
昨年の「佐賀がばい肉フェス」で佐賀牛肉まんを販売するおおぞら高等学院佐賀キャンパス生徒
おおぞら高等学院は通信制高校「屋久島おおぞら高等学校」のサポートキャンパスで、佐賀キャンパスは2016(平成28)年に開設。現在、約140人が在籍している。
同イベント開催のきっかけは2021年、佐賀県が主催する高校生の企画プレゼン大会「第5回佐賀さいこう!企画甲子園2021」に同校生徒が参加。65チームの中から最終の企画コンテストに出場できる8チームに選ばれ、「佐賀牛」をテーマにした企画を提案。入賞に至らなかったものの、せっかくの企画を実行したいと考え、2022年1月から「佐賀牛」を使った肉まんの開発に着手したほか、イベント「佐賀がばい肉フェス」を開催。「佐賀牛肉まん」を300個販売するなど、好評だったことに加え、昨年10月には佐賀冷凍食品(小城市)が冷凍食品「佐賀牛肉まん」を開発し、県内のスーパーで販売した。
2回目となる今回は、同校生が佐賀冷凍食品の「佐賀牛肉まん」を700個販売するほか、地元店舗延べ15店舗による佐賀牛を使った商品の販売、和太鼓やよさこいなどのステージイベントを行う。
松永耀斗さん(2年)は「私たちによる企画・運営を通じて佐賀を盛り上げられるよう、皆が楽しい時間を過ごし思い出に残るようなイベントを目指して頑張りたい」と話す。森田莉緒さん(同)は「佐賀牛の魅力を伝えるため、出店者とのコミュニケーションやチームの指揮を執り頑張った。当日はたくさんの人に楽しんでもらえるように頑張りたい」と話す。
開催時間は10時~16時。入場無料。