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佐賀・松原川で「水辺フェスティバル」 中心街水路活用の2団体が初企画

「水辺フェスティバル」で開催するカヤック体験(過去イベントの様子)

「水辺フェスティバル」で開催するカヤック体験(過去イベントの様子)

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 「水辺フェスティバル2023」が10月8日、佐賀中心街の松原川・松原神社北側で開催される。主催は市民団体の「さがクリークネット」と「松原川de川床プロジェクト」。
※ 編集部注:雨天予報につき、10月15日に延期になりました。

「水辺フェスティバル」で開催する竹製水鉄砲作り(過去イベントの様子)

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 「さがクリークネット」は、佐賀中心部を流れ、かつて佐賀城下を結ぶ水運路として人や物資を運んだ川などの水辺空間を、地域住民や商店主、学生や行政などと一緒に保全、活用し、佐賀らしい水辺の風景を作り、中心街の環境創造につなげることを目指し、2017(平成29)年に設立。代表で一級建築士の川﨑康広さんが中心となり、中心街の河川での和船やカヤック体験、クリークマルシェ、船着場作りワークショップなどの活動を行っている。

 「松原川de川床プロジェクト」は佐賀市在住の西ノ首有里子さんが企画するプロジェクトで、松原川に「KAWADOKO(川床)スペ―ス」を設置し利活用を促すもの。昨年8月~10月、「さがクリークネット」の協力を受け、第1弾の実証実験を実施。川床を生かすさまざまな利用があったという。今年も9月~11月、「川床」を設置し、昨年同様の利用を呼びかけている。

 「水辺フェスティバル」は、市や周辺事業者、自治会の連携し、水辺活動を大きくしていきたいと2つの団体が共同で初めて開催するイベント。当日は、小学生対象の竹製水鉄砲作りやカヤック・サップ体験、ライブパフォーマンスのほか、「水辺屋台」と題したフードコートブースや持ち寄り水辺パーティー、ハンモック体験や竹明かりなどを実施する。

 西ノ首さんは「このイベントを通じて、私たちの街の独自性を際立たせる美しい公共空間・松原川の魅力を再発見し、街の活性化につなげていきたい。水との触れ合いで、佐賀の水文化の素晴らしさを認識し、地域全体で水路と周辺環境を保全し、活用することの大切さに気付くきっかけにしたい」と話す。

 開催時間は10時~20時。入場無料。

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