すし店「鮨(すし) ながと」(佐賀市白山1、TEL 080-2742-1353)が10月16日、白山一丁目交差点近くにオープンした。
佐賀駅南で「鮨 さもん」(駅南本町)を経営する山田省吾さんが開いた2店舗目。山田さんは、これまで同所で営業し、今年8月に福岡・薬院に移転したミシュラン1つ星店「鮨 多門」で修業。当時は「多門」の2号店だった「さもん」を2020年11月に引き継ぎ、独立した。ハイカウンター席がメインの「さもん」では、小鉢とすしと日本酒を気軽に楽しんもらえるカジュアルなすし店として営業するが、山田さんは「ゆったりとすしを楽しんでもらえる」新店舗の出店を検討。出店先を探す中で、「多門」の店主から移転後の同所で店を開かないかと提案を受けたことから、出店を決めたという。店内の内装を生かしながら椅子など家具の一部を新調した。席数は、カウンター8席、個室2室8席。
提供する料理は、小鉢4品、刺身、焼き魚、茶わん蒸し、にぎり10貫前後、赤だしのコースを予約制、1万1,000円で提供。器は唐津焼や有田焼などを採用。酒は、日本酒や焼酎、ウイスキー、白ワインやスパークリングワインなどを用意する。
山田さんは「ちょっと重みのある雰囲気でありながら緊張しすぎずに、すしや料理、お酒を楽しんでいただき、『さもん』と使い分けていただければ。研究を重ねながら、佐賀にはない店を作っていきたい」と話す。
営業時間は18時~23時。日曜定休。