食べる

神埼にてまりすし&喫茶「すえひろ」 「京都」テーマに70歳超の姉妹で開く

(右から)「京風てまり寿司&喫茶 すえひろ」店主の末廣節子さんと姉の福村満里子さん

(右から)「京風てまり寿司&喫茶 すえひろ」店主の末廣節子さんと姉の福村満里子さん

  • 0

  •  

 「京風てまり寿司(すし)&喫茶 すえひろ」(神埼市神埼町本堀)が神埼中心街にオープンして、9月19日で2カ月がたった。

「京風てまり寿司&喫茶 すえひろ」で提供する「京風手毬寿司セット」

[広告]

 京都出身で40年前から夫の地元・佐賀に住む末廣節子さんと姉で京都在住の福村満里子さんが7月19日に開いた同店。末廣さんは夫婦で長く営んだ配送関係の仕事を辞め、昔から抱いていた「自分が好きな京都をテーマに自宅に招く」という夢を実現するため、さまざまな検討をした結果、京都でよく食べられるという一口サイズの「手まりすし」を提供する店を開くことを決めた。

 店舗は、末廣さんの自宅の一部を改装。兄が京都の食材調達に協力し、食品開発の経験ある福村さんがメニュー開発を担当し、オープン後しばらくは佐賀に長期滞在し、姉妹2人で店を切り盛りする。席数は13席。

 食事メニューは、4種類のおばんざいと10種類のてまりすし、京都の白みその雑煮にコーヒーと甘味を付けた「京風手毬寿司(てまりすし)セット」(1,800円)のみで、1日10食限定。喫茶のみの利用もできる。

 末廣さんは「京都らしい何かをと考えた時に、祇園の舞妓さんがお座敷の合間におちょぼ口で食べられる小さくかわいいてまりすしにたどり着き、周囲の応援のおかげで開店にこぎ着けた。青春を過ごした京都での時間を取り戻すため、70歳になった私と75歳になった姉と共におもてなしをしながら、皆さんと青春を語り合える空間としてこの店を利用してもらえれば」と呼びかける。

 営業時間は11時30分~14時30分。日曜~火曜定休。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース