アメリカ・ヨーロッパ輸入古着専門店「i-D(アイディ)」が10月29日、モラージュ佐賀(佐賀市巨勢町牛島)にオープンした。
野田宗弘さんが久留米の一番街商店街で2015(平成27)年8月から営業する古着店「i-D」の2店舗目。実家が古着店だった野田さんは、いずれ自身で店を開きたいと、東京でドーナツ店やポップコーン店などの店舗運営を経験。当初、古着店を開くつもりはなかったが、20年以上前に閉店した実家の店舗在庫が多く残っていたことから、これらを生かして店を開いた。1970~80年代のアメリカ古着をメインにミリタリーや子ども用なども扱う。
モラージュ佐賀への出店は、2店舗目の出店を検討していた時、モラージュ佐賀から出店を打診されたのがきっかけ。久留米の店にも佐賀からの来店も多かったことと、久留米との連携が図れる距離感であることから出店を決めた。約66坪の店内では3000~4000アイテムをそろえる。
野田さんは「1970~80年代の服は長く着ることができ、今では見ることができないデザインがたくさんある。耐久性のある服としてミリタリーにも力を入れており、『かっこいい』服をそろえている。メインは若い人向けになるが、子どもからお年寄りまで、また男女問わず幅広く置いているので、ここに来たら自分に合った服を見つけられると思ってもらえる店を目指したい」と話す。
営業時間は10時~21時。現在の区画での営業は来年1月末まで。3月から北館2階の別区画で本オープンを予定する。