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佐賀・古湯温泉街入り口に古道具・洋裁・喫茶店「オリオリ」 I・Jターン夫婦が出店

「oriori」店主の中島洋志さん・咲希さん夫妻

「oriori」店主の中島洋志さん・咲希さん夫妻

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 古道具・洋裁・喫茶店「oriori(オリオリ)」(佐賀市富士町古湯、TEL 090-1360-0952)が12月16日、古湯温泉街入り口にオープンした。

「oriori」で販売する、咲希さんが着物の帯などでアップサイクルしたバッグなど

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 佐賀市出身の中島洋志さんと千葉県出身の咲希さん夫妻がI・Jターンして開いた。東京都内在住だった2人は、新型コロナウイルス感染症の影響で環境が変化したことから、衣料品や雑貨の企画販売会社に勤めた洋志さんと、洋裁が出来る咲希さんで「田舎で古道具屋をやろう」と考え、移住を検討。都内の移住支援センターで佐賀県のスタッフからアプローチされたことや、洋志さんが佐賀弁の懐かしさや親しみやすさを改めて感じたことから佐賀県内への移住を決め、県内各地を周り、古湯に店を開くことを決めた。

 店舗は、古民家リノベを手掛ける工務店から紹介を受けた元飲食店の物件を改装。「骨とう品というより昔の雑貨店をイメージした」(洋志さん)古道具の販売スペースと、古着や着物の帯などのアップサイクルに対応する洋裁工房、喫茶スペースを構える店舗に仕上げた。

 ドリンクメニューは、「orioirオリジナルコーヒー」(480円)、「カフェオレ」(550円)、「紅茶」(480円)、「りんごジュース」(350円)など。「ストロープワッフルセット」(650円)、「トミーズショートブレッドハウス」(熊本市中央区)で製造販売する「ヴィクトリアンサンドウィッチケーキ」か「レモンケーキ」のセット(各800円)、同店の「スコーンセット」(900円)も用意する。

 洋志さんは「古湯は、新しいことを始める私たちにマッチした街だと感じた。開店準備でも古湯に関わる幅広い世代の協力を頂き、店を開くことができた。親子や祖父母と孫など、世代を超えた方々が集まり、ものの良さが世代を超えて受け継がれていく場所にしたい」と話す。

 営業時間は10時~。閉店時間はインスタグラムで告知する。木曜定休。

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