海鮮丼ランチ専門店「山沙商店」(佐賀市駅前中央1、TEL 0952-97-5925)が佐賀駅北口にオープンして1カ月が経った。
佐賀・呉服元町で「山沙商店 すし芳」、福岡・西中洲で「鮨(すし) 山沙」を経営する山田哲慎さんが9月8日に開いた。店を開くきっかけになったのは物件の紹介を受けたことからだったが、経営する2店舗とも魚をさばくスペースに余裕がなかったことから、同店の広い厨房を生かした加工拠点として活用し、佐賀駅に直結した立地を生かした飲食の提供や山田さんが運営する農園で栽培した農産品や水産加工品を販売する拠点作りを目指したいと思ったのも理由だという。物販に先行して、同店でさばいた魚を使った海鮮丼の提供始めた。席数は、カウンター6席、個室・半個室席22席。
メニューは、「海鮮丼セット」(1,980円、上=2,750円、特上=3,850円、以上茶わん蒸し・みそ汁・サラダ付き)のみで、テイクアウト用(1,620円)も用意する。
山田さんは「2店舗で提供する高級なネタに、当店の専属作家に作ってもらった器を使っていながら、この価格設定に驚かれている。今後、これから活用する立ち席エリアに合わせた海鮮漬け丼の提供や海鮮天丼など新たなメニュー、サービス提供、大切な人にプレゼントしたくなる魚介商品等の開発など、佐賀や九州のいいものを提供する店として展開していきたい」と意欲を見せる。
営業時間は11時30分~(なくなり次第終了)。