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「2022佐賀バルーンフェスタ」約95機で開催へ 有観客可否は6月上旬決定

無観客で開催した「2021佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」

無観客で開催した「2021佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」

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 佐賀バルーンフェスタ組織委員会が5月9日、「2022佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」を国内気球のみの大会で開催することを発表した。

「2021佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」でのバルーン競技(マーカー投下)

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 アジア最大規模の熱気球の国際大会で、例年はおよそ15の国と地域から100機以上の熱気球が参加し、5日間の期間中に約80万人の来場者があるが、新型コロナウイルス感染症の影響で、2020年大会は中止、2021年大会は国内気球のみ68機で日程を3日間に短縮し、無観客で開催した。

 今年の大会は11月2日~6日を予定する。5日間の日程で開催するのは3年ぶり。海外からの熱気球を受け入れず国内のみとするのは、出場パイロットの受付開始時期となる現時点で、海外からの入国制限が継続していることに加え、世界的な物流延滞の影響で海外からの熱気球輸送にも影響を受ける可能性があることから、開催規模を段階的に戻していく中で、今年の大会では受け入れの見送りを決めたという。

 参加予定機数は、競技部門が「第35回パシフィック・カップ」、今年の日本チャンピオンを決める「第38回熱気球日本選手権」、佐賀含む4都市を転戦して開催する「2022熱気球ホンダグランプリ第4戦」を合わせて約60機、フリーフライトを行う「フェスタ部門」が約15機、動物やキャラクター気球を立ち上げする「バルーンファンタジア2022」が約10機、協賛企業や取材等でフライトする「オフィシャルバルーン」が約10機、合計95機を予定する。

 有観客可否について、組織委員会は「会場に来場者を迎えられるよう目指したい」としているが、大会を共催する「熱気球大会佐賀運営委員会」など関係団体との調整が必要なため、可否決定は6月上旬を予定するという。

 佐賀バルーンフェスタ組織委員会広報担当者の中島丈晴さんは「今年も海外からの熱気球を迎えることは断念することになったが、国内のみとはいえ、有観客開催が決まれば例年に近い規模の大会になる。パイロットの多くが、観客の見守る中でのフライトを楽しみにしていると思うので、3年ぶりに観客を迎えられることを目指して準備を進めたい」と話す。

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