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「2021佐賀バルーンフェスタ」を生配信へ 主催者とサガテレビが実施、上空中継も

「2021佐賀バルーンフェスタ」はインターネットで生配信する

「2021佐賀バルーンフェスタ」はインターネットで生配信する

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 佐賀平野一帯で11月4日から無観客で開催される「2021佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」で、大会を主催する佐賀バルーンフェスタ組織委員会などが熱気球競技やフライトの様子をインターネットで生配信する。

「佐賀バルーンフェスタ」ネット中継の様子(2019年)

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 アジア最大規模の熱気球の国際大会で、例年は10月下旬から11月上旬の5日間にわたる開催。およそ15の国と地域から100機以上の熱気球が参加し、約80万人の来場者がある。今年の大会は当初、「11月3日から7日の5日間で開催」と発表していたが、新型コロナウイルス感染症の影響を考慮し、今年6月、国内気球のみでの実施などの開催内容の縮小と日程の短縮、「無観客」開催を決めた。

 今年の参加機数は、競技部門が「第34回パシフィック・カップ」、今年の日本チャンピオンを決める「第37回熱気球日本選手権」、佐賀含む5都市を転戦して開催する「2021熱気球ホンダグランプリ第3戦」を合わせて51機、フリーフライトを行う「フェスタ部門」が10機、協賛企業や取材等でフライトする「オフィシャルバルーン」が7機、合計68機で実施する。動物やキャラクター気球を立ち上げする「バルーンファンタジア2021」や夜間係留「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」、ステージイベントや物産展「うまかもん市場」は実施しない。会場駐車場や「JRバルーンさが駅」は設置しない。

 インターネットで生配信は、佐賀バルーンフェスタ組織委員会が熱気球競技を中心とした配信を行い、熱気球競技についての解説を交えて、熱気球をもっと深く知ってもらい、バルーンフェスタに関わってみたいと思ってもらえるような中継を目指すという。サガテレビは、動画配信サービス「saga plus(サガプラス)」で、熱気球上空からの映像を含む生配信を予定する。

 佐賀バルーンフェスタ組織委員会広報担当の中島丈晴さんは「新型コロナウイルス感染者数が落ち着き、行動が緩和されているが、会場に来場者を迎えるのは準備期間の都合もあり、まだまだ実現は難しい。インターネット配信を通して少しでも今年のバルーンフェスタを見てもらいたい。来年以降はいつものイベントが戻ってくることを願いながら今年の大会を進めてく。協力をお願いしたい」と話す。

 11月4日、5日、6日の6時20分配信開始。6日は午前中で終了する。

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