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「さがプリンマップ」完成 「佐賀をプリン県に」とワークショップ・試食会経て49品掲載

「さがプリンマップ」を手にする「さがをプリン県に実行委員会」代表の大富藍子さん(左)とメンバー

「さがプリンマップ」を手にする「さがをプリン県に実行委員会」代表の大富藍子さん(左)とメンバー

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 「さがをプリン県に実行委員会」が8月8日、佐賀県内で販売するプリン49種類を紹介する「さがプリンマップ」を完成させた。

「さがプリンマップ」

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 プリンマップ制作のきっかけは、若い世代に地域づくりへの興味関心を持ってもらうことで新たな動きにつなげようという佐賀県の取り組み「SAGAローカリストアカデミー」。昨年9月~10月に開催した講座で講師を務めたプリン販売店「大富牧場 FLYING COW」代表の大富藍子さんが講座のテーマを「さがをプリン県に」としてワークショップを実施したところ、参加者からの意見をもとにマップ制作が決まったという。

 マップ制作では、大富さんやワークショップで集まったメンバーを中心に実行委員会を結成。県内のスイーツ店などから掲載許可をもらってプリンを購入し、10月から12月にかけて試食会を実施。硬さや糖度、「たまご感」や「ミルク感」を調べた。マップのデザインは、ボランティアで協力してもらったデザイナーが作成。佐賀市の9店、神埼市の6店、鳥栖市の6店などで販売するプリンを紹介するマップ3万部が完成した。試食会用のプリンの購入費用とマップの印刷費用は、大富さんが負担したという。

 大富さんは「掲載店舗や佐賀空港、県内の観光案内所で配布するので、マップ片手に佐賀のプリンをぜひ巡ってほしい。佐賀のプリンをさらに盛り上げるために『プリン体操』の制作も考えてみたい」と意欲を見せる。

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