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佐賀・吉野ヶ里にカフェ「猫野食堂」 高校時代からの友人2人が出店、店内に猫アレンジ

(右から)「猫野食堂」店主の橋口久美子さん、田中美穂さん

(右から)「猫野食堂」店主の橋口久美子さん、田中美穂さん

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 猫がテーマのカフェ「猫野食堂」(神埼郡吉野ヶ里町田手)がオープンして1カ月がたった。

一軒家で営業するカフェ「猫野食堂」

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 有田工業高校デザイン科当時からの友人で、共に動物好きの橋口久美子さんと田中美穂さんが4月16日に開いた。これまで長く猫を飼い、「猫グッズがあれば集めるほど猫に癒やされる」という橋口さんによると、飼うことができずに行き場がなくなっている猫を預かり、猫との触れ合いの中で、相性のいい猫を引き渡すことを目的とした保護猫カフェを開業したいと決意したという。十分なスペースがあり、駐車場が確保できる物件を共同で購入。しかし、昨年6月の「動物取扱業」に関する法律改正で、同じ業種の半年以上の実務経験が必須となったことから、店内装飾に猫をアレンジするなどしたカフェに切り替えた。今年1月に改装工事を始め、内装仕上げは2人を中心に行い、4月16日にオープンした。席数は7卓14席。

 ランチメニューは、週替わりの「プレートランチセット」と月替わりの「ごはんランチセット」「パスタランチセット」(以上1,300円)。5月の「ごはんランチ」はビビンバ、「パスタランチ」はミートソースパスタを用意し、それぞれ単品(850円)やセットドリンク(150円増し)も提供する。デザートメニューは、季節のフルーツを使った「くろねこパフェ」、チョコレートと相性のいい組み合わせの「しろねこパフェ」(以上850円)、4月~9月に提供する「クリームあんみつ」「虹色ゼリーポンチ」(以上550円)、「シフォンケーキ」(500円)、「むかしプリン」(450円)。ライトミールとして「オーブンサンド」(550円)を用意する。

 橋口さんは「多くのフォロワーを持つインスタグラマーさんに紹介されたと知り合いから聞いたころから、少しずつ来店が増えている。並行して動物取扱施設での実務経験を積みながらと考えているが、まずは、売り上げの一部を地元の保護猫活動費用として寄付するなど、猫のためのお手伝いもできればと考えている」と話す。

 営業時間は11時~18時。月曜定休(祝日の場合は営業)。

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