高級食パン専門店「銀座に志かわ 佐賀中央店」(佐賀市新中町、TEL 0952-32-0058)が5月25日、警察通りにオープンする。
「銀座に志かわ」は、浄水器などを販売する「OSGコミュニケーションズ」(大阪市北区)や三重県で「513ベーカリー」を展開する「コイサンズ」(三重県津市)などが出資し、2018(平成30)年9月に1号店「銀座本店」(東京都中央区)を開いた。今年4月には、「三田慶應大前店」(同港区)のオープンで100店舗を達成した。
九州8店舗目、全国で104店目になる「佐賀中央店」は法人向け資材商社「原田」(新中町)がフランチャイズで運営。同店の出店で「銀座に志かわ」は、36都道府県での展開となる。「銀座仁志川」の高橋仁志社長は「1号店オープン時に『3年で100店舗』を目標に出店を進めてきたが、さまざまな食べ方の提案で食パンを食べる場面が増えたこととや新型コロナの影響による『おうち需要』の高まったことで好調に推移し、予定より早く計画を達成した」と振り返る。
販売するパンは「水にこだわる高級食パン」(2斤=864円)のみ。食パンは、カナダ産小麦粉、バター、生クリーム、はちみつを原材料にアルカリイオン水を使用して素材のうま味を引き出し、絹のように柔らかく、ほんのり甘みがある耳まで食べられるのが特長という。同社インスタグラムで開く「食パンアレンジコンテスト」やご当地食材とのアレンジ提案、4月8日を「高級食パン文化の日」に、4月8日~5月9日を「高級食パン文化月間」に、それぞれ日本記念日協会への申請し、制定されるなど、さまざまな取り組みも行なっている。
高橋社長は「5月15日から電話とウェブで始めた事前予約では、すでに2000本以上の予約が入った。福岡の店舗を利用していた顧客や高級食パンファンからの期待が感じられる。ゆめタウン佐賀などの商業施設にも近く、気軽に立ち寄ってもらえる立地。佐賀で『銀座』を感じてもらえる場所の一つとして、家庭用にも手土産用にも利用してもらえる店を目指したい」と話す。
営業時間は10時~18時(売り切れ次第終了)。