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佐賀の熱気球球皮を再利用したバッグ販売へ 京都・亀岡発「ホズバッグ」の新商品

「バルーンサコッシュ」と「バルーントート」をPRする「さが県産品流通デザイン公社」職員

「バルーンサコッシュ」と「バルーントート」をPRする「さが県産品流通デザイン公社」職員

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 佐賀空港(佐賀市川副町犬井道)ターミナルビル2階にオープンする土産品店「sagair(サガエアー)」が4月28日、ファッションブランド「THEATRE PRODUCTS(シアタープロダクツ)」とコラボし、熱気球の球皮を再利用した「バルーンサコッシュ」と「バルーントート」の販売を始める。

熱気球の球皮を再利用した「バルーンサコッシュ」と「バルーントート」

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 同店を運営する「さが県産品流通デザイン公社」の石原友美さんによると、同店オープンに当たり、空港利用者の新たな土産品としてだけではなく、地元の人が県産品の価値を改めて感じてもらい、これらを手にするために佐賀空港に来てもらえるような商品開発の取り組みを行っており、オリジナルブランド「SAGASU(さがす)」を立ち上げ、「佐賀海苔」「小城羊羹」「丸芳露」「嬉野茶」「日本酒」「有田焼」を皮切りに、県内の生産者や事業者とのコラボレーションで生まれたオリジナル商品の販売も行うという。

 今回、販売する「バルーンサコッシュ」と「バルーントート」は、「シアタープロダクツ」が手掛ける京都・亀岡発のアップサイクルバッグ「hozubag(ホズバッグ)」による佐賀らしい商品として、佐賀の熱気球チーム「B.C SKY-FAN(スカイファン)」が所有し、「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」にも出場経験がある気球「CURIOSITY(キュリオシティ)」の球皮を再利用して制作した。サイズは「バルーンサコッシュ」が、横幅約23センチ、高さ約25センチ、マチ(奥行き)約8センチ、手元約51.5センチ。「バルーントート」が、横幅約38.5センチ、高さ約44センチ、マチ(奥行き)約16センチ、手元約30センチ。

 石原さんは「赤と黒と白の球皮の中にも、球皮の日焼け具合などの違いでそれぞれが1点もののように仕上がった。『佐賀の空気を感じる場所』をコンセプトにオープンする『サガエアー』で手にしてもらい、『佐賀からあらゆる場所に飛び立って欲しい』と願いを込めた。今後、佐賀の他のバルーンクラブにも呼びかけ、使用済み球皮を使ったバッグを制作し、バリエーションを増やしていきたい」と話す。

 価格は、「バルーンサコッシュ」が3,850円、「バルーントート」が5,390円。「サガエアー」に加え、4月28日~5月9日に「コムボックス佐賀駅前」内の観光・県産品情報発信拠点「SAGA MADO」で開催する「サガエアー」のポップアップショップでも期間限定販売する。

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