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「ユーグレナ」、佐賀市下水センター近くに微細藻類介した資源循環型研究農場

「サステナブルテック・ファーム」開設のデモンストレーションとして、農作物への散水を行う「ユーグレナ」執行役員研究会発担当の鈴木健吾さん

「サステナブルテック・ファーム」開設のデモンストレーションとして、農作物への散水を行う「ユーグレナ」執行役員研究会発担当の鈴木健吾さん

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 「ユーグレナ」(東京都港区)が4月26日、佐賀市下水浄化センター(佐賀市西与賀町高太郎)近くに、同社が培養する微細藻類「ユーグレナ」を介した資源循環型農業を目指す研究用農地「サステナブルテック・ファーム」を開設した。

トラクターにバイオ燃料を注ぐ「ユーグレナ」執行役員研究会発担当の鈴木健吾さん、秀島敏行佐賀市長

 同社は、藻類や「ユーグレナ」を通じて、環境負荷の提言や栄養問題の解決、健康寿命など持続可能性のあるイノベーションを生み出し、社会課題の解決を目指すという「サステナブルテック」の取り組みを行っており、食品や肥料、バイオ燃料やバイオマスプラスチック「パラレジン」など実用化を伴う取り組みを行っている。これらの取り組みの一環で、佐賀市が実施している国土交通省の下水道革新的技術実証事業「B-DASHプロジェクト」を推進し、下水浄化センターから提供される下水中の未利用資源を活用した「ユーグレナ」の培養研究を行っている。同社によると、上水・試薬を用いた場合と同様に効率的な生産性で「ユーグレナ」が培養できることを確認し、肥料としての使用時の土壌に及ぼす影響も少なく、堆肥としての使用時の発酵促進が進んだことを確認したという。

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 これら研究の成果を元に、2000平方メートルの広さがある同ファームでは、「ユーグレナ」を原料とした肥料を作り、市内の農家が協力し、農作物を栽培する。肥料や培養土の評価検証は、同社がこれまで共同開発を行なってきた「小橋工業」(岡山市南区)と共同で行い、トラクターはバイオ燃料を使用する。当面の「基礎実験段階」ではコマツナやホウレンソウ、トマトなどを栽培し、その後の「発展段階」では、作物の機能性の評価ができる唐辛子やカラハリスイカなどを栽培するという。

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