佐賀市観光協会(佐賀市駅前中央1)が3月27日、旅行会社「あうたび」(東京都北区)と共同で、「広大な干潟と気球散歩、豊かな食と歴史に出会う佐賀市オンラインツアー」を開催する。
新型コロナウイルス感染症の影響で佐賀を訪れる観光客が大きく減っていることから、遠くからでも佐賀市の魅力がしっかりと伝わるオンラインを活用し、いずれ自由に旅行することができるようになった際に、「佐賀に行こう」と足を運んでもらえるようにと企画した。
当日は、オンライン会議システム「zoom(ズーム)」を使用。佐賀県最古の酒蔵「窓乃梅酒造」(久保田町新田)、ラムサール条約に登録されている有明海の「東よか干潟」の発信拠点「ひがさす」(東与賀町田中)を訪問。「佐賀県有明海漁業協同組合」(西与賀町厘外)では、販売枚数・販売額17年連続日本一という「佐賀のり」の特徴の説明を受ける。その後、佐賀市内に830体あるといわれる恵比須(えびす)像を巡り、老舗菓子店「鶴屋菓子舗」(西魚町)では丸ぼうろの歴史や作り方の説明を受け、県の重要無形文化財に指定されている「名尾手すき和紙」(大和町名尾)、常設型の熱気球博物館「佐賀バルーンミュージアム」(松原2)を訪問する。
ツアー参加には、アカウントごとに「地域応援セット」1セットの購入が必要で、応援商品の種類や品数に応じて、「佐賀市応援セット」=5,600円、「佐賀市満喫セット」=8,000円、「佐賀市ノンアルセット」=5,600円の3種類を用意する(以上、Go Toイベント適用価格)。
開催時間は13時~18時。「あうたび」ホームページから申し込む。締め切りは今月21日。