佐賀の熱気球にまつわる作品を展示する「バルーンとアート展」が2月11日、佐賀バルーンミュージアム(佐賀市松原2、TEL 0952-40-7114)で始まる。
ミヤザキケンスケさんが2020年に制作した作品「World Festival」
佐賀市出身アーティスト・ミヤザキケンスケさんが描いた熱気球をモチーフにした作品と、「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」オフィシャルカメラマン・久我秀樹さんが撮影した同大会の写真、「梶山工芸」(有田町中樽)が製作し、同大会や各地の熱気球大会で副賞として贈られるイヤープレートを展示する。
ミヤザキさんの展示は、2016(平成28)年に佐賀市で開催された「熱気球世界選手権」のノベルティーに採用された原画や佐賀市交通局のラッピングバスに採用された原画など全てに気球が描かれている。個人や市内企業が購入した作品、ミヤザキさんのギャラリーで保有する作品など合計20点。2020年制作の「World Festival」、2019年制作の「Sumo Festival」、2017(平成29)年制作の「The Tale of a Whale」など大型作品も展示する(以上、3640×910ミリ)。
ミヤザキさんは「子どもの頃からバルーンが飛んでいた佐賀の風景を思い出し、作品の中にバルーンを描くことが多かった。縁あってバルーンに乗せてもらった時には空からの光景が印象に残った。バルーンには夢があり、楽しい雰囲気の作品に仕上がっているので、違った雰囲気のバルーンを作品の中から感じてもらえるとうれしい」と話す。
2月23日11時から、同館1階ギャラリースペースで久我さんによる撮影会(30組限定、当日10時から受け付け)を行う。2月27日は10時30分からと13時30分から、ミヤザキさんによるエコバッグアートワークショップ(各回15人、要事前申し込み)を開く。いずれも参加無料。
開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。3月22日休館。入場には同館の観覧券(大人=500円、小中高生=200円、小学生未満無料)もしくは年間パスポート(大人=1,000円、小中高生=400円)が必要。3月28日まで。