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「くまモン」気球がデビューへ 佐賀在住・元熱気球世界チャンピオンチームが自費購入

今年3月デビュー予定の「くまモン」気球のデザイン

今年3月デビュー予定の「くまモン」気球のデザイン

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 熊本県営業部長兼「熊本県しあわせ部長」を務める「くまモン」の気球が今年3月デビューする。佐賀の熱気球チーム「PUKAPUKA(プカプカ)」が自費で購入、到着を待っている。

熱気球好きの初心者が集まり気球を楽しむバルーンクラブ「PUKAPUKA CLUB」のメンバー

 2014(平成26)年にブラジルで開催された熱気球世界選手権で、日本人初優勝した佐賀在住パイロット・藤田雄大さんと妻の華菜子さんが主宰する「PUKAPUKA」は、熱気球競技で再び世界一になることを目指して海外で活動しているが、昨年春からは新型コロナウイルス感染症の影響で佐賀など国内での活動を余儀なくされている。昨年6月には熱気球好きの初心者に気球を学ぶセミナーを受講してもらい、一緒に気球を楽しんでもらうバルーンクラブ「PUKAPUKA CLUB」の運営も始めた。

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 同チームが「くまモン」の気球を購入することになったきっかけは、台湾南東部・台東県で毎年夏に開催される「台湾国際バルーンフェスティバル」に参加したことから。以前から動物やキャラクターの形をした気球「シェイプドバルーン」を作りたいと思っては妄想に終わっていたが、昨年開催された同フェスティバルにパイロットとして参加し、毎日複数のシェイプドバルーンが会場を賑(にぎ)わせているのを見て、「自分たちでも持ちたい」と気持ちが膨らんだという。

 その後、いろいろな動物の気球をイメージしながらイラストを検索していた時、「くまモンのデザインは熊本県から許諾をもらえれば使える」と聞いたことを思い出し検索すると、熊本県がくまモンを気球にしたデザインを公開していたことを見つけ、さらに気持ちが膨らんだ。熊本県に問い合わせをして事業者登録と対象物利用申請を行い、スペインの気球メーカーにデザインを依頼。くまモンの顔のパーツや耳のサイズ・位置などのデザインの調整をメーカーや熊本県と重ね、同チームが自費購入する形で制作発注を決めた。華菜子さんは「熊本県に気球を買ってもらうのではなくて、自費での購入だと懐具合としては大変だけど、海外など自由にフライトに連れて行けると考えた」と話す。

 「くまモン気球」は、高さ17.6メートル、直径17.4メートルで、体積が2550立方メートル。一般的な気球の形に全面に「くまモン」の顔がデザインされていて、上部の左右に耳が付いている。後方に「We love KUMAMOTO」のロゴと「くまモン」の利用許諾番号がデザインされている。

 華菜子さんは「今年も海外に行くのが難しそうなので、『くまモンの気球』でのフライトや係留を案内して皆さんに楽しんでもらいたい。せっかくなら47都道府県各県を廻りたいとも思っている。お披露目やイベントが決まったらお知らせしますので、応援に来てもらえるとうれしい」と話す。