強い冬型の気圧配置の影響により日本海側の広い範囲で降雪があった1月8日、佐賀市平野部でも最大約4センチの積雪があった。
線路上にうっすらと積雪があった1月8日9時頃のJR佐賀駅ホーム
佐賀市では7日14時、気温が氷点下となり、18時過ぎから雪が積もり始めた。8日5時にはこの日の最低気温マイナス3.4度を記録した。
8日、JR佐賀駅発着の長崎線・唐津線は一部列車を除き通常運転だったが、長崎自動車道鳥栖ジャンクションと嬉野インターチェンジ間など、北部九州の高速道路の多くは終日通行止めとなった。このため、佐賀駅バスセンター発着の西鉄高速バスは、天神線・福岡空港線ともに終日運休した。佐賀空港発着のANA東京羽田線は当日運行予定の4往復のうち、2往復が雪のため欠航となった。
佐賀地方気象台によると、1月8日夜から一段と寒気が強まり、9日朝にかけて九州北部地方を中心に警報級の大雪が降る恐れがあるとしており、不要不急の外出はできるだけ控え、やむを得ず運転する場合は冬用タイヤやチェーンなどの装着を呼び掛けている。