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東京のIT企業が佐賀支社開設へ IT人材育成と地元雇用視野に

秀島敏行佐賀市長(左)と「Faber Company」稲次正樹社長(右)

秀島敏行佐賀市長(左)と「Faber Company」稲次正樹社長(右)

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 ウェブマーケティング会社「Faber Company(ファベルカンパニー)」(東京都港区)が7月7日、佐賀市と協定を結び、JR佐賀駅近くに10月1日、「九州佐賀支社」をオープンすると発表した。

事業概要説明する稲次正樹社長

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 ウェブマーケティング支援ツール「Mieruca(ミエルカ)」の導入や、検索エンジン最適化(SEO)コンサルティング業務を通じて、企業のウェブに関する問題解決を手掛ける同社。

 佐賀県ではICT人材育成事業の一環として10月、市や佐賀大学などと共同で「マイクロソフトイノベーションセンター」を開くことから、今後のIT人材創出策の一手として期待を寄せる。

 同支社では開設に合わせ、ウェブディレクターやデザイナー、ウェブ広告運用などの業務を担当する人材を本社社員のほかに5人程度募集するほか、のち数年かけて地元から約30人を採用していく方針という。

 稲次正樹社長は「通販など九州の企業との取引も増え、九州に拠点を持ちたいと考えていた。佐賀は九州各地へのアクセスも良く、仕事に対し真面目に取り組む人が多いという印象を持った。県内の大学や専門学校とも連携し、佐賀の新たなIT人材育成に貢献したい」と話す。

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