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佐賀市が外国人保護者向け学校文書を多言語化 ベトナム、タガログ語など7種類

多言語翻訳した文書を手にする佐賀市国際課国際交流員のシャン・ゼディさん

多言語翻訳した文書を手にする佐賀市国際課国際交流員のシャン・ゼディさん

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 佐賀市が7月、市内小中学校から保護者向けに通知する代表的文書7種類を、英語、中国語、韓国語、ベトナム語、タガログ語、やさしい日本語で翻訳したテンプレートを用意し、各学校へ展開を始めた。

英語、中国語、韓国語、ベトナム語、タガログ語、やさしい日本語で翻訳した学校文書

 佐賀市には今年3月現在、約2000人の外国人が在住。うち小中学生が、中国から22人、フィリピンから13人、ベトナムから5人を含む合計約60人在住している。市国際課課長の武富将志さんによると、佐賀在住外国人の多くが父親もしくは母親の仕事や大学留学での来日が多く、本人やその子どもはある程度日本語でのコミュニケーションできるが、その妻もしくは夫に日本語が通じない方が多いため、代表的な文書のフォーマットを各言語用意し、各学校で活用してもらえるようにしたいという。

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 文書は、「授業参観」「フリー参観デー」「校納金」「学期末個人懇談」「親子除草作業」「運動会」「卒業式」。言語ごとに同課国際交流員や佐賀市国際交流協会、留学生に翻訳を依頼した。翻訳したテンプレートは、佐賀市教育委員会を通じて各学校に配布。学校ごとに配信日などを記載し、該当保護者宛ての文書の配布に使用するという。

 武富さんは「日本語の文書には『新緑の候、保護者の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお喜び申し上げます』や『万障繰り合わせの上、ご出席のほど、よろしくお願いします』など、丁寧だが必ずしも翻訳が必要ではない表現も含まれており、今回、やさしい日本語も含め、伝達に必要なことだけをシンプルに翻訳したテンプレートにした。ささいなことだが、在住外国人の不安を少しでも取り除ければと思う」と話す。

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