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佐賀「九州コーユー」が「チャギントン」プログラミングアプリ フジテレビと共同開発

(右から)「九州コーユー」システム部の泓原敏夫さん、高谷啓太さん、三宅法光さん

(右から)「九州コーユー」システム部の泓原敏夫さん、高谷啓太さん、三宅法光さん

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 情報処理システムの企画開発を手掛ける「九州コーユー」(小城市三日月町金田)が6月28日、フジテレビで放送する鉄道アニメ「チャギントン」のキャラクターが登場するAR(拡張現実)使用アプリ「チャギントンプログラミング」の一般販売を始めた。

「チャギントンプログラミング」アプリの一画面

 「チャギントン」は、同名の街を舞台に列車を擬人化した「チャガー」の日常を描く子ども向けフル3DCGアニメ。英ルドラム社が制作し、世界約180の国と地域で放送されている。日本では2009(平成21)年にBSフジで放送開始、翌年からフジテレビでも放送を始めた。フジテレビはルドラム社からライセンスを受け、放送当初からアニメキャラクター玩具などの商品化、DVD販売や出版などを手掛けていたが、2017(平成29)年に日本での商標権・番組制作・キャラクター・楽曲など全ての著作権を取得し、オリジナル展開している。

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 九州コーユーは、今年4月からの小学校のプログラミング教育必修化を見据えて、昨年、ARを使ったプログラミング教材アプリ「Ai.R Cord(エーアイ・アールコード)」を開発、学校向けに試用展開を進めていた。昨年6月に東京で開催された教育関連の展示会に出品した際、フジテレビの番組プロデューサーから声が掛かり、同局での放送10周年記念プロジェクトの一つとして、「チャギントン」キャラクターが登場するプログラミングアプリの共同開発が決まった。カリキュラムは、早稲田大学グローバルソフトウェアエンジニアリング研究所の鷲崎弘宜所長が監修、未就学児から大人まで楽しめるよう仕上げた。

 同アプリは、「チャガー」をゴールまで進めるというゲーム感覚でプログラミングを学べる教材で、カメラをマーカーにかざしてAR上に「チャガー」やゲームのステージを立体的に表示。マーカーを回転させたり、かざす角度を変えたりして、正面からだけでは見えないコースを発見できるようなステージも用意した。今年4月には塾や学校向けのWindows版の販売を始め、今回、一般ユーザー向けアプリをリリースした。

 同社システム部の泓原(ふけはら)敏夫さんは「『Ai.R Cord』を開発した時には、まさかフジテレビと一緒にプログラミング教材開発ができるとは思ってなかった。自社開発技術と『チャギントン』の人気キャラクターを生かしたいい教材ができたと思う。これをスタートにさらに良い展開につなげていきたい」と話す。

 価格は350円。対応機種はiOS(11.0以上)、Android(5.0以上)、Windows10(OSビルド10240.0以上)。

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