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コムボックス佐賀駅前に観光・県産品案内拠点「SAGA MADO」 佐賀の窓口に

「SAGA MADO」をPRする「さが県産品流通デザイン公社」の椿原淳子さん

「SAGA MADO」をPRする「さが県産品流通デザイン公社」の椿原淳子さん

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 佐賀の観光や県産品などの魅力発信する総合案内拠点「SAGA MADO(サガマド)」(佐賀市駅前中央1)が6月20日、JR佐賀駅南口の商業施設「コムボックス佐賀駅前」にオープンする。

「SAGA MADO」内の展示ブース

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 佐賀県と佐賀市が協力し、「佐賀市観光協会」(白山2)と「さが県産品流通デザイン公社」(城内1)が共同経営する同拠点。2018(平成30)年3月に閉店した西友佐賀店跡地に、「ダイワハウス工業」子会社の「ダイワロイヤル」(東京都千代田区)が同日開業する施設の1階北側に開設した。

 「目的地として集い、また来たくなる観光・県産品情報発信拠点」をコンセプトに、同拠点では独自にセレクトした県産品や、県内全域の観光案内やニーズに応じた旅の提案を行う。さが県産品流通デザイン公社副所長の井崎和也さんによると、拠点名は2023年の「国民スポーツ大会佐賀大会」開催に向け再整備が進む佐賀駅周辺の「結節点」として、人やモノの交流が窓のように開かれるようにとの思いで「SAGA MADO」と名付けたという。

 オープン当初は、県内陶芸家が作陶した唐津焼や、副島硝子工業(道祖元町)が製造した宙吹きガラス「肥前ビードロ」などを展示販売する。拠点内の県産スギを使用した案内カウンター、展示ブース、商品棚は諸富家具振興協同組合(諸富町為重)が製作。それぞれ可動式で、イベントなどさまざまな用途に対応できるようになっている。今後、佐賀を拠点とするプロスポーツチームのパブリックビューイング、アニメやゲームなどのコラボグッズの販売を予定している。

 同公社の椿原(つばはら)淳子さんは「ウィズコロナ時代に対応し、ソーシャルディスタンスを意識した内観に仕上げたので、結果的に空間が活き、くつろぎやすいスペースになった。時流に合わせたオンラインワークショップなどのイベントを企画し、県内外の人と広く活発な交流を目指したい」と話す。

 井崎さんは「感染防止の観点からソフトなオープンとなるが、来場者や関係者のアイデアを集めながらみんなで『共創』し、今までにない交流スポットを作っていきたい。佐賀の魅力に『共感』し、『発信』したくなるような、新時代にふさわしい佐賀の『窓口』にしていきたい」と意気込む。

 営業時間は9時~20時。

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