三井住友銀行佐賀支店(佐賀市駅前中央1)とSMBC日興証券佐賀支店(同)が2月17日、JR佐賀駅近くのビル2階に窓口を共有する共同店舗運営を始めた。
三井住友銀行とSMBC日興証券が共有する窓口フロア内の打ち合わせ室
以前から同所に店舗を構えていたSMBC日興証券佐賀支店が入居するビルに三井住友銀行佐賀支店の移転に伴い、共同店舗としたもので、三井住友銀行ATMを2階窓口とビル1階にそれぞれ設置している。共同店舗は同店が28支店目で、九州では熊本支店に続き2支店目。
SMBC日興証券広報部の正木孝枝さんによると、従前の中期経営計画にのっとり、銀行と証券の共同店舗化を進めており、効率的な業務運営と、SMBCグループのシナジーとして不動産関係費用の減少を図っている。共同店舗での連携強化を図ることで、既存店舗への負担軽減なども期待できるという。
正木さんは「共同店舗として店内の統一感を出すため、昨年度下期から可能な限り銀行と同じデザインの接客設備にするようにしており、各社の場所が分かりにくくならないよう、サインを分かりやすく掲出することで視認性も確保するように努めている。今後の共同店舗は極力同じデザインにする方向性ではあるものの、従来タイプのほうが多く接客できるなど、スペースや接客数に応じて対応していきたい」と話す。
窓口営業時間は9時~15時。土曜・日曜・祝日定休。