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佐賀・名尾手すき和紙工房が新シリーズ ちぎり一筆箋、すき込み封筒など

「LETTERS」のちぎり一筆箋

「LETTERS」のちぎり一筆箋

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 名尾手すき和紙工房(佐賀市大和町名尾)が12月9日、新商品「LETTERS」シリーズの販売を始めた。

名尾手すき和紙工房「LETTERS」のすき込封筒

 名尾地区で300年以上の歴史を持つ同社。原料のカジノキの栽培から手すき紙完成まで一つの工房で行っている。同社の谷口弦さんによると、祐徳荷祐神社(鹿島市)のお払いの紙をはじめ、博多山笠や京都祇園祭のちょうちんなど日本各地の伝統行事や伝統芸能に関わっているという。谷口さんは「和紙業界全体の衰退傾向に伴い、佐賀以外の各地の伝統行事に関わる仕事が増えている」と話す。

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 普段の生活の中で、和紙製品に触れる機会が減っていることから、和紙作りでの薄い紙をすく技術や紙の厚みを調整する技術などを通じて、名尾和紙の存在を知ってもらおうと今回、便せんや封筒のシリーズを製作した。

 ラインアップは、薄い紙をすくちょうちん紙の技術を使って「透かし」のけい線を引いた「ちぎり一筆箋」と「便箋」(以上1,100円)、ふすま紙や障子紙に使われてきた植物などの素材を和紙に混ぜ込む「漉(す)きこみ」の技術を応用し、季節の植物を和紙にすき込んだ「すき込封筒」(1,100円)、厚手の手すき和紙で箱を包み、銀箔(はく)押しを施した「ちぎり一筆箋(いっぴつせん)」「ちぎり便箋(びんせん)」「すき込み封筒」を入れた「文綴箱(ふみとじばこ)」(4,950円)。

 谷口さんは「日常の場面で名尾の手すき和紙を手にしてもらい、非日常の伝統文化や芸能に触れる場面であらためて私たちの和紙工房のことを思い出してもらうきっかけになれば」と話す。

 同店店舗と「中川政七商店」一部店舗、オンラインストアで販売する。

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