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佐賀市北部・松梅地区に民泊施設 古民家を改装、滞在型観光提案を目指す

民泊施設「笑仲のやかた」いろり部屋で、江頭嘉隆さん(左)と高島賢一さん(右)

民泊施設「笑仲のやかた」いろり部屋で、江頭嘉隆さん(左)と高島賢一さん(右)

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 佐賀市北部・松梅地区に3月5日、民泊施設「笑仲(しょうちゅう)のやかた」(佐賀市大和町松瀬)がオープンした。運営は「たかしま農園」(大和町松瀬、TEL 080-5247-8400)。

民泊施設「笑仲のやかた」外観

 同地区の江頭嘉隆さんが育った築250 年になる古民家は、近隣に別の住まいを建てたために使っていなかったが、歴史を感じる柱など建物の雰囲気を活用しようと、5年ほど前から自身の趣味として改装作業を続け、個人的な楽しみの場として使ってきたという。

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 県内の観光施設やホテル、観光バス会社、道の駅の店長を経て、昨年4月、同地区でタケノコ掘りや干し柿作り体験を提供する観光農園「たかしま農園」を開いた高島賢一さんは、古民家改装の質の高さに着目し、自身の観光農園や地区の滞在型観光につなげる施設にしたいと江頭さんに提案。旅館業としての手続きと設備追加を進め、家族連れや小規模合宿、外国人観光客などを受け入れる施設を目指した施設のオープンにこぎ着けた。

 建物の広さは1棟97平方メートル。いろりがある板張り部屋、ダイニングキッチン、五右衛門風呂だった頃の釜を生かした風呂、ベッドを2台用意した寝室で構成する。庭にはかまどを用意し、バーベキューなども楽しめる。いろり部屋に布団を敷くことで最大5人までの宿泊に対応する。いろり部屋とダイニングには江頭さんが各地で集めた焼酎コレクションが並ぶ。施設名にある「笑仲=しょうちゅう」は「焼酎」とも掛けており、「自由に飲んでもらっても構わない。泊まる仲間と笑顔になってもらえれば」と江頭さん。

 高島さんは「松梅地区は、佐賀市内からも福岡市内からも比較的近いため日帰り客がほとんどだが、宿泊施設ができ、自然と農業を生かした観光メニューが複数提案できるようになる。ここを一つのきっかけに交流が増え、『松梅に住みたい』という人が出てきて、地区の空き家活用にもつながればうれしい」と話す。

 宿泊料金は一棟貸しで、2人=1万4,000円、3人=1万6,000円、4人=1万8,000円、5人=2万円(以上、1泊素泊まり料金、税別)。事前連絡で夕食の手配可能。4月5日まで2人=9,000円のモニター料金を設定する。

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