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佐賀市北部・松梅地区に観光農園 タケノコ掘りや民泊など地区の観光拠点目指す

タケノコ園を紹介する「たかしま農園」の高島賢一さん

タケノコ園を紹介する「たかしま農園」の高島賢一さん

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 佐賀市北部の松梅地区に4月7日、観光農園「たかしま農園」(佐賀市大和町松瀬、TEL 080-5247-8400)がオープンした。

民泊施設として計画する古民家の前に立つ高島さんと江頭嘉隆さん

 国内の旅行会社で添乗員として20年、その後、県内の観光施設やホテル、観光バス会社を経て、「道の駅大和そよかぜ館」(大和町梅野)の店長を務めた高島賢一さんが、実家の農業を引き継ぎ、松梅地区の自然と文化を発信するために開いた同農園。これまでも休日に実家のタケノコ掘りをしていたという高島さんは「旅行会社などで観光に取り組んだ経験を生かし、農園を軸に松梅地区の観光の拠点にしたい」と意気込む。

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 同園は佐賀市中心部から車で約30分、福岡市中心部から車で約1時間の場所に位置し、体験型のタケノコ農園の面積は約3000平方メートル。入園料200円、収穫したタケノコは1キロ500円、アク抜きはゆがくまき代として別途200円が必要。高島さんによると「今年はあまり実らない裏年だが、そう思わせないほどよく採れる」という。タケノコは「道の駅大和そよかぜ館」などに出荷するほか、タケノコの活用の幅を広げるためにチッパー(粉砕機)も導入し、堆肥や自然エネルギーとして利用している。

 今後、夏にカブトムシ捕りを体験できる「カブトムシハウス」や冬に松梅地区で300年の歴史がある「干し柿作り体験」を用意するほか、同地区の江頭嘉隆さんが所有する古民家を民泊施設としてのオープンを目指すなど、地区の自然や建物を生かした観光開発にも取り組むという。

 高島さんは「地元の人や行政の人との情報交換で、松梅の自然を発信するためのアイデアが次々に出てくる。協力体制を整えながら一つ一つメニューを増やしていきたい。三瀬地区とも連携し、佐賀の北部を回遊するイベントやプランも提案していきたい」と意欲を見せる。

 今年の「タケノコ掘り体験」は5月7日まで。

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