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佐賀のコーヒーショップが瓶入りコーヒー「サンヤマチ」 売上は豪雨災害の義援金に

「cafeみちくさ」の古川幸平社長

「cafeみちくさ」の古川幸平社長

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 スペシャルティコーヒー専門店「cafeみちくさ」(佐賀市本庄町袋,、TEL 080‐1732‐6859)が9月20日、瓶入りのクラフトコーヒー「サンヤマチ」の販売を始める。

瓶入りのクラフトコーヒー「サンヤマチ」

 社長の古川幸平(こうへい)さんが地元長崎で飲んだスペシャルティコーヒーに魅了され、介護士の仕事を辞めて始めた同店。店内で焙煎する豆は高品質かつ生産者に適切な賃金が支払われるよう配慮されたスペシャルティコーヒーのみというこだわりを持つ。店内でコーヒーを楽しむことができるほか、「水出しコーヒーパック」(2,100円)や「シングルオリジン カフェオレベース」(1,500円)など店内オリジナルの商品も取り扱っている。

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 結婚を機に佐賀に来た古川さんは「三夜待ち(さんやまち)」という佐賀の男性が酒を飲む風習があることを知った。「三夜待ち」が、地域の人が酒を通じて集まり、いざというときはお互いを支え合うという役割に感銘を受けたが、酒の席が得意ではなかったことから「お酒ではなくコーヒーを通して三夜待ちができないか」と考え、今回の商品を開発したという。

 同店が取り扱う豆を使ったストレートコーヒー「サンヤマチ」は、通常の商品と違い、瓶に入れる工程をはさむため、焙煎(ばいせん)から商品になるまでの期間を豆の香りのピークがくるタイミングに合わせるよう工夫したという。価格は330ミリリットルで1,000円。予約は電話、メール、インスタグラムのダイレクトメッセージで受け付けている。商品の収益は佐賀豪雨災害支援の義援金に充てるという。

 古川さんは「災害の時こそ三夜待ちの精神が大切だと思う。コーヒーを通して支援の輪が広がれば」と話す。

 営業時間は11時~18時。木曜定休。

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