「佐賀豪雨災害支援チャリティー熱気球係留」が9月15日、どんどんどんの森公園(佐賀市天神3)で開催される。主催は「佐賀熱気球パイロット協会」。
8月27日から28日にかけて佐賀県を襲った記録的な大雨災害で発生した浸水や土砂崩れの被害に対し、佐賀で活動する熱気球パイロットなどで構成する同団体が、バルーニストらしい被災地の支援をと考え企画した。
当日は熱気球3機を用意し、地上からロープをつないだ状態で10~15メートルまで浮上して空中からの眺めを体験する「バルーン搭乗体験」を行う。搭乗者から任意の体験料金を徴収し、全額を佐賀新聞社(天神3)が運営する「佐賀善意銀行」を通じて被災者に寄付金として届ける予定。
会長の福田康弘さんは「われわれらしい支援の形を考え、急遽企画した。県内全般で旅行キャンセルが相次いでいるというニュースも聞く。『佐賀は元気です』という気持ちを熱気球通じてアピールできれば」と話す。
開催時間は7時~10時。雨天・強風中止。天候状況により途中で終了することがある。