JR九州(福岡市博多区)と西日本鉄道(同)が8月23日、消費税増税に合わせ定期券や割引きっぷの運賃・価格を改定すると発表した。
消費税率引き上げに伴い、JR九州では「九州新幹線2枚きっぷ」「2枚きっぷ」「九州ネットきっぷ」や本州方面の往復割引きっぷ、新幹線定期券「エクセルパス」などを、西鉄では「グランドパス65」など乗合バスの定期券と高速バスの乗車券・回数券の価格を10月1日から値上げする。
JR九州は、「2枚きっぷ(特急自由席)」佐賀~博多間が2,260円から2,300円(子ども=1,130円から1,150円)に、インターネット予約限定の「九州ネットきっぷ(特急指定席)」佐賀~博多間が1,130円から1,150円(子ども=560円から570円)に改定する。
西鉄高速バスは、「わかくす号」の佐賀駅バスセンター~天神高速バスターミナル間が1,030円から1,050円に、同区間の往復運賃が1,850円から1,880円に、4枚回数券が3,400円から3,460円に、14枚綴り回数券が1万290円から1万480円に、「わかくす号定期券」(1カ月)が3万860円から3万1,430円に改定する。
佐賀駅バスセンター~福岡空港間は1,230円から1,260円に、同区間の往復運賃は2,210円から2,250円に、4枚回数券は3,920円から3,990円に改定する。
両社とも9月30日までに販売した乗車券・定期券は、利用日または通用開始日が10月1日以降の場合でも現行価格で利用可能という。