佐賀の地酒立ち飲み店「SAGA BAR」が6月27日、JR佐賀駅構内にオープンする。
「さが県産品デザイン公社」によると、佐賀県は日本酒消費量が総務省家計調査で全国1位という。酒どころである佐賀の地酒を多くの人に味わってもらおうと、佐賀県酒造組合が佐賀県の協力を得て、立ち飲み店をオープンした。
収容人数は約15人。店内家具や提供プレートには諸富家具、店内のちょうちんには「名尾手すき和紙」、酒器には伊万里焼や有田焼、唐津焼、ガラス工芸品の「肥前びーどろ」や、佐賀県産ヒノキを使い諸富家具振興協同組合が製作した「ぐい呑み」をそろえる。
メニューは、佐賀の日本酒とおつまみを組み合わせた「3銘柄飲み比べセット」(500円)4種類をはじめ、「佐賀海苔」(100円)、丸洋商会(唐津市)の「うまかぁ~!いりこ天」(100円)、「木屋」(唐津市)の「いかさしげんこう」(200円)、JF佐賀有明海(佐賀市)の「干しワラスボ」(200円)を用意する。佐賀の日本酒は1カ月ごとに入れ替えを行い、常時12種類(200~400円)をそろえる。ソフトドリンクは、「103(テンザン)サイダー」(300円)などをそろえる。
チーフマネジャーで佐賀県酒造組合公認「佐賀酒アンバサダー」の庄島瑞恵さんは「佐賀の玄関口の佐賀駅で、佐賀が大好きな女性スタッフが、佐賀の酒器とともに佐賀の魅力を発信していくので、ぜひ立ち寄ってほしい。ここを拠点に佐賀の街に『繰り出して(佐賀言葉で『出歩いて』)』ほしい。佐賀をもっと盛り上げたい」と意気込む。
営業時間は、16時~20時(ラストオーダー19時45分)。月曜定休。2020年3月中旬まで営業する予定。