キッズプログラミング教室「GLOTEC(グローテック)」(佐賀市開成6)が1月11日、開校した。
同校を開いた平田雅一さんは、社内の業務効率化のためのシステム導入を通じて、仕事の進め方に影響を与えたことがきっかけで、東京でプログラマーの仕事をしているいとこから、都市部ではプログラミングに興味を持つ子どもが多く、プログラミング教室が盛況と聞き、小学校でのプログラミング教育が2020年に必修化することも見据え、教室を開いた。名称は、「グローバル」と「テクノロジー」を合わせて平田さんが名付けた。
教室は5歳から小学6年生を対象にパソコン、ローマ字やタイピングなどの基礎からプログラミングソフト「Scratch(スクラッチ)」を使ったプログラミング、ウェブ系かゲーム系のどちらの志向があるかに応じた指導も進めるという。
平田さんは「ゲームやアニメを自分の手で作り、子どもたちが考える力を身に付ける場になるとうれしい。プログラミング教室を通じて目標を立てて計画を実行する中で論理的な思考を身に付けてほしいと、目標を記入してもらう『GLOTEC手帳』を作った。将来プログラミングに関わる仕事に就かなくても、目標にたどり着くにはどうしたらいいかを小さい頃から習慣にできると役に立つと考えている」と期待を寄せる。
開講時間は16時~18時50分。土曜・日曜・祝日休講。問い合わせ受付時間は10時~19時。