竹下製菓(小城市小城町池の上)が12月3日、新商品「あまおう苺(いちご)モンブラン クランチチョコレートバー」の販売を始める。
「九州のソウルアイス」の一つといわれる同社の看板商品「ブラックモンブラン」のザクザク食感を生かし、九州限定をうたう新たなお土産品にしたいと2016年12月に発売した「クランチチョコレートバー」の第2弾。福岡県産あまおうイチゴを生換算で全体の5%を使い、イチゴの甘酸っぱさを感じることができる商品に仕上げたという。来年、アイス「ブラックモンブラン」の発売から50周年を迎えることに合わせ、商品パッケージにプリントする「モンブラン山」は竹下真由社長が自ら現地で撮影した画像に変更したという。
同社商品開発室の吉田満梨さんは「今回は土産商品のための製造設備を整え自社で生産する初めてのもの。ラインの立ち上げは想像をはるかに超えるものがあったが、材料配合に融通を利かせることができ、納得いく商品づくりのための可能性が広がった。今後、さらにお客さまが喜んでもらえる商品開発していきたい」と意欲を見せる。
価格は1,000円(税別)。九州内の高速道路SA、空港などで順次販売する。「あまおう苺」の収穫時期に合わせ、来年5月ごろまでの期間限定発売を予定する。