「109シネマズ佐賀」(佐賀市巨勢町牛島)で8月19日、俳優の小栗旬さんによる映画「銀魂2 掟(おきて)は破るためにこそある」公開記念舞台あいさつが行われた。
空知英秋さんが「週刊少年ジャンプ」に連載する漫画が原作で、時代劇とSFが入り混じる幕末を舞台に人情や笑い、アクションを織り交ぜた物語が繰り広げられる同作品。実写版映画第1弾は、最終興行収入 38.4億円、昨年の実写邦画1位の成績を記録した。その続編、「銀魂2 掟は破るためにこそある」は、前作と同じく主役の坂田銀時を演じる小栗旬さんを始め、菅田将暉さん、橋本環奈さん、中村勘九郎さん、堂本剛さん、堤真一さんらが出演、原作の「真選組動乱篇」「将軍接待篇」を融合したストーリーを展開する。
作品の公開に合わせて小栗旬さんを「接待」したい映画館を募集した「小栗旬接待篇舞台挨拶キャンペーン」で、名乗りを挙げた全国29の映画館の中から同館が選ばれた。
当日は本編上映後の16時5分ごろ、小栗旬さんが観客からの歓声が沸き起こる中登場。司会者から佐賀の印象を聞かれると、当日昼に「接待」の一環として振る舞われたという佐賀牛の焼きしゃぶとステーキが「とても甘みがあっておいしかった」と話した。
8月17日に公開されたばかりの同作について「すでにたくさんの方に見ていただいているようでうれしい」と笑顔を見せた後、撮影の裏話を語った。「撮影が楽しく、現場で死ぬほど笑った。本来笑うところではないが笑ってしまっていてもそのまま使っているシーンもある」と語り、「今日の裏話を踏まえてもう一度見てもらうとより楽しめるのでは」と話した。
最後のあいさつを求められた小栗さんが「こんな機会はなかなかないので、(観客の)皆さんもせっかくだから僕を写真に撮ってください」という「台本になかった」(司会者)サプライズが。観客は黄色い歓声と「旬くん、こっち向いて」などと視線を求める声を上げ、小栗さんの姿をカメラに収めた。小栗さんは「映画『銀魂』パート3が作れるよう応援よろしくお願いいたします」と締めくくり、盛大な拍手の中会場を後にした。