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佐賀の生花店内に「花カフェ」移転 義姉の思い引き継ぎ、花と雑貨の世界提案

「八子の花カフェ」店内で飲み物を提供する店長の千住麻里子さん

「八子の花カフェ」店内で飲み物を提供する店長の千住麻里子さん

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 生花店「フラワー花友(はなゆう)」(佐賀市大財6)2階に8月5日、「八子の花カフェ」が移転オープンした。

ランチメニューの一例「ロコモコ」

 1987(昭和62)年創業、生花の小売り、ブライダルやイベントのディスプレーなどを手掛ける同店。2代目の千住光章さんが引き継いだ2005年以降、妻の幸子さんの感性を生かし、生花のほかドライフラワー、造花、雑貨を組み合わせて独創的な世界観を表現。ハンドメードマルシェへの出店や貸しスペースでの展示販売会なども行ってきた。

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 現在の店舗以外にも幸子さんの世界観を表現できる場所がほしいと、神埼市八子地区の自然が豊かで広い庭のある土地に2013年、「八子の花カフェ」をオープン。花や雑貨の販売とカフェ営業のほか、ハンドメードマルシェ、ガーデンウエディング、花を使った小物を作るワークショップなどを開いてきたが、昨年7月に幸子さんが他界した。光章さんの妹、千住麻里子さんは「私たちが『さっちゃんワールド』と呼ぶ義姉ならではの世界観を思いきり表現した空間が、たくさんのお客さまに愛された」と振り返る。

 八子の花カフェはいったん店を閉めたが、カフェ勤務経験ある麻里子さんに店長を依頼、倉庫や作業場として使っていた「フラワー花友」2階を改装し、同じ店名で改めてオープンした。

 席数は、テーブル12席、カウンター4席、テラス8席。「八子」の雰囲気と幸子さんの思いを残すため、移転前に使用していた看板、照明、雑貨、食器、テラスのテーブルや椅子などをできるだけそのまま使ったという。「移転前からのお客さまが『これ懐かしいね』と言ってくれたり、義姉を思って涙してくれたりしている」と麻里子さん。

 11時30分~15時のランチタイムには、「その日によって具材が変わる」(麻里子さん)というパスタ(800円)のほか、ロコモコ、カレー、ランチプレートなどから1種類、ご飯もののランチを提供。それぞれプラス150円でドリンクが付く。15時以降のカフェタイムにはコーヒー(ホット・アイス各300円)、ラテ(ホット・アイス各400円)などのドリンクメニュー、ティラミス(400円)、ガトーショコラ(380円)、シフォンケーキ(350円)をそろえる。

 麻里子さんは「うまくいくのかというドキドキと、楽しみにしてくれるお客さまを待つワクワクの入り混じる気持ち。以前からのお客さまには義姉が大切にしていた世界観と彼女の思いを感じながらこの空間を楽しんでもらい、初めてのお客さまには、カフェでゆっくりしながら花や雑貨の新しい飾り方を発見し、暮らしの中に花を取り入れるきっかけにしてもらえたら」と話す。

 営業時間は11時30分~18時。

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