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佐賀の中心市街に「Out Of COFFEE」 自分の表現の場を作りたいと帰郷した男性が開店

店主の平井開太さん

店主の平井開太さん

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 佐賀市中心部の松原神社近くに7月9日、「Out Of COFFEE(アウト オブ コーヒー)」(佐賀市松原2)がオープンした。

「Out of COFFEE」のコーヒー

 店主兼編集者の平井開太さんは、父が営む焙煎工房「成和珈琲」(鳥栖市)が今年3月まで同地で営業していた「タイマーカリフォルニアキッチン」にコーヒーを卸していたことから、店の営業を手伝いするなどでしてつながっていたが、店の移転の話を聞いたことをきっかけに、「1回しかない自分の人生、好きなことをしたい」と決意。東京での雑誌編集の仕事を辞め、同地を引き継いで店を開いた。

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 平井さんは「コーヒー店はいつか自分でやるだろうと思っていたが、こんなに早いとは思わなかった。これまでの雑誌の仕事で、取材で注目を受ける人は自分の仕事をしっかり持っている人と感じた。自分もこの店を通じてこれからの仕事を表現する場所にしたい」と意気込む。

 席数はカウンター席9席。「自分のできる範囲でいいものを作りたい」とペンキ塗りやカウンター作りなどを全て平井さん自身で仕上げた。「カウンターの作りやテーブルの高さや広さなど全てが自分にとって意味あるものに仕上がった」と平井さん。「店内で自分たちが気づかないコーヒーの楽しみ方をするお客さんもいて自分にも発見がある」とも。

 メニューは、2種類の豆から選べる「ラテ」(450円)と「アメリカーノ」(400円)、4種類の豆から選べる「ドリップコーヒー」「エアロプレス」(各400円)など、時期に応じた豆を選んで提供する。「季節のソーダ」(400円)は現在、「NAKAYAMA FARM(ナカヤマファーム)」のパッションフルーツを使う。フードメニューは、就労継続支援B型事業所「スローWORK大和」(大和町)などから取り寄せた野菜を使う「オープンサンド」(680円)などを用意する。

 平井さんは「オープン後、ほとんど宣伝していないのに近くのクリエーターなど仲間がすぐに来てくれた。ほかのコーヒー店主も駆け付てくれて、佐賀の土地の良さを感じた。クリエーティブな人がこの店に集まり、新たなことを生み出す場にしていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は11時~18時。木曜定休。

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