竹下製菓(小城市小城町池の上)は7月2日、チロルチョコ(東京都千代田区)とコラボした新商品「チロル(W&C)ブラックモンブラン」を発売した。
アイスの中に「チロルチョコ」ホワイト&クッキー風に仕上げた「チロル(W&C)ブラックモンブラン」
「九州のソウルアイス」の1つといわれ、来年、発売から50周年を迎える「ブラックモンブラン」。同じ九州生まれで「松尾製菓」(福岡県田川市)が製造する「チロルチョコ」からコラボ提案を受け、両社それぞれが商品開発することで合意し、初めてのコラボ商品を作った。
今回発売する「チロル(W&C)ブラックモンブラン」は、「ブラックモンブラン」のアイス部分に「チロルチョコ」の中からココアクッキーが特徴の「ホワイト&クッキー」風に仕上げたもの。数多くある「チロルチョコ」のフレーバーのうち、「ブラックモンブラン」のチョコとクランチに合うものを選んだという。
同社商品開発室室長の梶原隆徳さんは「ブラックモンブランを食べながらチロルチョコをしっかり感じてもらえるためのセレクトや配合比率の調整に苦労した。知名度の高いチロルチョコと当社とのコラボはアイスだけでなく菓子とのコラボ商品の開発も進んでいるので、今後の展開にも期待してほしい」と話す。
価格は150円。九州地区のセブン-イレブンのほか、今後取扱店を広げていく予定という。