佐賀市三瀬村に5月1日、「カフェ&雑貨 三瀬村シュエットの森」(三瀬村杠、TEL 090-9479-6273)がオープンした。
2013年に三瀬村に移住した竹原健二さんとアイリーンさん夫妻。飲食店で調理の仕事をしてきた健二さんとハンドメード雑貨の制作、販売を手掛けてきたアイリーンさんの経験を生かし開業した。
フランス語で「フクロウ」を意味する「シュエット」を店名に付けた竹原夫妻はフクロウを4羽飼っており、そのうちの1羽を連れて「出勤」することもあるという。「おっとりしていて静かなフクロウは、見ているだけで癒やされる。運が良ければ店頭でお客さんに姿を見てもらえることもある」とアイリーンさん。雑貨コーナーには、「パワーストーンと幸福のフクロウストラップ」(500円)、「羊毛フェルトのフクロウブローチ」(540円)、フクロウの羽・ヘビの抜け殻・畳のヘリという縁起物を使った「福来るカード」(800円)のほか、ぬいぐるみやフォトフレームなど、フクロウをモチーフにしたハンドメード小物、インテリア雑貨をそろえる。珍しいフクロウグッズを求めて、数十年来のコレクターが訪れることもあるという。
カフェは店内にカウンター席4つ、外にテラス席10つを用意する。三瀬の水と果物を使った「ベリーベリーソーダ」(400円)は「季節によって使うベリーが変わるので味の違いを楽しんでもらえたら」(アイリーンさん)と話す。「オリジナルミックスジュース」(400円)、「レモンスカッシュ」(300円)などもそろえ、それぞれプラス200円でフロートにすることができる。フードメニューは、程よい辛さで子どもにも好評だという「ホワイトカレー」(サラダ付き、1,000円)、ピリッとした辛さの「レッドカレー」(同、1,200円)、「その日の仕入れ状況で内容も値段も変わる」という「日替わりきまぐれランチ」を用意する。ドリンクやカレーはテークアウトにも対応する。
アイリーンさんは「コアなフクロウ雑貨ファンはもちろん、今まで知らなかった人にもフクロウのかわいらしさを伝えていきたい。カフェでは今後、三瀬産の食品を使ったものや夫の板前経験を生かした和食などメニューを増やし、皆さんにもっと喜んでもらえたら」と話す。
営業時間は11時~17時。