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佐賀・神埼にテークアウト専門「えごま卵スイーツ」店 全国販売も目指す

「えごまたまごプリン」(左)、「ロールケーキプレミアム」(右)

「えごまたまごプリン」(左)、「ロールケーキプレミアム」(右)

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 雑貨販売店「ecobito(えこびと)」(神埼市千代田町迎島、TEL 0952-20-0388)内に、テークアウト専門のスイーツブランド「ecobito Egg&Bake(エッグ アンド ベーク)」がオープンし1カ月がたった。

注文を受けてからクリームを入れる「シュークリーム」の断面

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 シソ科の野菜「えごま」を栽培し加工品を手掛けてきた同店が今年1月、実を搾って油を採った後の残りかすを与えた鶏が産む「えごま卵」の生産を始めた。中村光予子(みよこ)社長は「残りかすにも十分な栄養が残っており捨てるのはもったいない。何か活用できないかと考えた」と振り返る。

 えごま卵と加工品は同店で販売するほか、併設カフェメニューの材料として取り入れてきた。中村さんは「栄養豊富なえごま卵をもっと幅広いかたちで提供したいと思い、えごま卵を使ったスイーツのブランドを立ち上げた」と話す。

 ラインアップは、えごまを練り込んだ生地で生クリームとプリンを巻いた「ロールケーキプレミアム」(1本=1,800円、2分の1本=1,000円、1カット=300円)、「ロールケーキプレーン」(1本=1,350円、2分の1本=800円、1カット=250円)、ロールケーキの端切れに生クリームをトッピングした「はしっこロール」(250円)、注文を受けてからカスタードクリームを入れる「シュークリーム」(300円)、注文を受けてから表面を焼く「クレームブリュレ」(400円)、「えごまたまごプリン」(280円)、「チーズケーキ」、「ガトーショコラ」(以上、1カット=300円)など。

 中村さんは「えごま卵は癖がなく他の素材の味を引き立ててくれるので、スイーツに適していると思う。さっぱりとした中に自然な甘みがあり、幅広い客から好評いただいている。今後は全国へと販路を拡大し、『えごま卵スイーツ』の魅力を日本中に発信していきたい」と意気込む。

 営業時間は11時~18時30分。水曜定休。

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