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佐賀の酒かす使ったスイーツ第3弾「東一大吟醸トリュフ」 バレンタインに向け新商品開発

すし店「さもん」の真崎ちゆきさんと「東一大吟醸トリュフ」

すし店「さもん」の真崎ちゆきさんと「東一大吟醸トリュフ」

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 「シェ・ヤマモト」(佐賀市川副町南里)が現在、かす漬けメーカー「竹下商店」(犬井道)と共同開発した新商品「東一大吟醸トリュフ」を販売している。

東一大吟醸トリュフ

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 バレンタインの日に向け、五町田酒造(嬉野市五町田)の大吟醸酒「東一」の酒かすを使い、「シェ・ヤマモト」オーナーパティシエの山本揚一郎さんと「竹下商店」の三木雄太さんが開発した同商品。第1弾のレアチーズケーキ、第2弾のバターサンドに続く第3弾商品として考案した。

 酒かすにセミドライのイチジクを漬け込ませ、ビター感のあるチョコレートに日本酒「東一」を加えて仕上げた「大吟醸トリュフ」。カカオの中に日本酒特有の香り「吟醸香(ぎんじょうか)」と、いちじくのプチプチとした食感が「日本酒やブランデーなどお酒に合う『大人のチョコレート』に仕上がった」と山本さん。昨年2月のバレンタインに合わせて商品を完成させていたが、山本さんがこの直前に治療入院し、ほとんど販売することができなかったため、この冬、これまでの「酒蔵スイーツ」も紹介するホームページを制作し、昨年12月27日から発売を始めた。

 三木さんは「酒好きの男性へのプレゼントに加えて、日本酒提供店でお酒に添えるスイーツとして楽しんでほしい」と話す。

 すし店「さもん」(佐賀市駅南本町)では、2月14日のバレンタイン当日に来店した客に「トリュフ」を1個いっしょに楽しんでもらうという「バレンタイン企画」も考えているという。

 三木さんは「口の中でチョコレートが溶ける『テンパリング』という製造時の微妙な温度調整が必要なため、冬季限定商品だが、日本酒の香り広がるスイーツをお酒とともに楽しんでもらえれば」と話す。

 価格は6個入り2,000円。「シェ・ヤマモト」店舗、「竹下商店」ホームページのほか、住吉酒販(福岡市博多区)、東京都内のはせがわ酒店5店舗で販売する。

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