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佐賀駅近くの老舗洋菓子店「ヒデシマ」が移転 高木瀬町に娘夫婦で新店舗

(右から)久保田尚之さん、あいさん

(右から)久保田尚之さん、あいさん

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 「洋菓子のヒデシマ」(佐賀市高木瀬町長瀬、 TEL 0952-31-5161)が佐賀駅近くから移転オープンして2カ月がたった。

同店のロングセラー、(左から)「バンセーヌ」と「バニーユ」

 1948(昭和23)年に創業し、2011年10月までJR佐賀駅近くで営業していた同店。二代目店主の父から製菓業を引き継いだ娘の久保田あいさんと、夫でオーナーシェフの久保田尚之さんで店を切り盛りする。

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 洋菓子職人になる前は県外のタイヤ販売店で働いていたという尚之さんは、車修理を手掛ける整備スタッフの姿を見るたびに「手に職を持つ」ことにひそかに憧れを持っていたという。祖父の代から60年以上営業してきた同店の後継ぎを夫婦で担うことをきっかけに2008年、佐賀に戻った尚之さんは、洋菓子職人を目指し8年間の修業を積んだ。

 先代の店は2011年10月に一時閉店したが、元工場兼倉庫として使っていた建物の1階部分を昨年夏から改装し、昨年11月29日、店名を新たに「HIDESHIMA SWEETS & SWEET」としてオープンにこぎ着けた。店内にはカフェスペースも併設する。

 ラインアップは、「いちごのショート」(330円)、「ショコラ」(370円)、「ながせロール」(1,000円)、「フルーツロール」(1,300円)など。尚之さんが開発した新作スイーツのほか、同店のロングセラー、「バンセーヌ」(360円)、バタークリームのケーキ「バニーユ」(350円)(以上、税別)も用意する。

 尚之さんは「老舗といわれる店を引き継ぐことは大変なプレッシャーだったが、同業の菓子店の方々から温かい応援いただきながらオープンできた。開店前、倉庫でレシピや配合表を見つけ、修業中に学んだケーキとは違う奥深さを感じた。以前当店で販売していたケーキも少しずつ復活させ、休業中に当店のケーキを楽しみにしてもらっていたお客さんの要望にも応えていきたい」と意欲を見せる。

 営業時間は10時~19時。月曜定休。

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