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佐賀・城内に「暮らしのとなり商店」 土鍋で炊いたおにぎり・駄菓子を販売

「暮らしのとなり商店」店主の西岡あきこさん

「暮らしのとなり商店」店主の西岡あきこさん

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 手作りおにぎりと駄菓子を取り扱う「暮らしのとなり商店」(佐賀市城内2)が6月22日、サガテレビ向かいにオープンした。

「となりのおにぎり屋さん」で販売する、竹の皮で包んだ「昔おにぎり」のセットなどのおにぎり

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 手作りおにぎりを扱う「となりのおにぎり屋さん」と駄菓子を取り扱う「となりの駄菓子屋さん」から成る同店。店主の西岡あきこさんは「亡くなった父の年齢を超えて、『自分のやりたいことを全部やって後悔なく生きたい』と感じるようになり、最初に思い出したのが小学生の頃から夢だった駄菓子屋を開くことだった」と振り返る。

 「駄菓子屋だけでの営業は難しい」という知人からのアドバイスから、おにぎり店を兼ねる。「何かもう一つと考えたときに思い出したのが、中学生の息子に毎日持たせているおにぎり。いつも土鍋を使ってご飯を炊き、土鍋ご飯のおいしさにほれ込んでいた。ひと手間かけたご飯のおいしさを、もっと多くの人に知ってほしいと、おにぎり店も開こうと決めた」と西岡さん。

 「となりのおにぎり屋さん」では、佐賀県産の米とのりを使い毎日手作りする「昔おにぎり」(150円)をはじめ、「スパムおにぎり」や「塩こんぶ無限おにぎり」(各200円)なども販売。「昔おにぎり」を竹の皮で包んだセット販売(2個550円、3個800円)も行う。昆布といりこ、干しシイタケでだしを取り、北島みそ醤油(しょうゆ)店(長瀬町)のみそを使った「お味噌(みそ)汁」(200円)も用意する。「となりの駄菓子屋さん」では、ラムネ菓子や風船ガムなど、昔から人気の駄菓子を中心に10種以上をそろえる。

 西岡さんは「自分の店だからこそ、本当に自分が大好きで誰かに魅力を伝えたいものばかりを集めた。店に集めた『好き』を通して、さまざまな人とつながりができているのを感じる。自分が大好きな『いいもの』と共に、子どもたちやその親、近くで暮らす人々を大切にして、これからも笑顔でお店を続けていきたい」と話す。

 営業日は火曜と木曜。営業時間は、となりのおにぎり屋さん=11時~14時30分、となりの駄菓子屋さん=15時~17時。

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